ウド小屋というものは、関西を中心にウド栽培の小屋としてつくられます。

同様のつくり方は炭焼き小屋などに見られ、

どちらかといえば短期間に雨つゆをしのぐものとしての役割があります。

ウド小屋そのものは見たこともなく、
ともかく見よう見まねでつくることにしました。

トマは苫で、稲ワラを小束にして横に並べ、

2、3本のワラをつまんで隣の束へ結びつけて、さらに隣のワラに結び渡したもの。

こうしてミノのように水切りがよく、

軽便なワラ屋根を合掌に張り付けるようにして、縄で縛り留める。

男結びができれば、それだけで一丁前の作業姿になります。

なにはともあれ、ダメモトの苫葺き体験でした。