木滑物語

木滑の風景
木滑「山笑い」
木滑の風景 石川県の白山のふもとの里山に、”木滑”という場所があります。そこは、手取川と高倉やまに囲まれた、緑豊かな小さな集落。なぁんもないけど、なんかがある。手にとれるすてきなものから、目には見えない素晴らしいものまで。木滑には、たからものがいっぱいあるのです。この里山に溢れているもの。それは私達がみうしないつつある、大切な、なにかでした。人は笑い、踊り、自然と闘いながらも、みんなで一緒に生きています。山はいつの季節も賑やかに、柔らかく強く、全てを包みながらあり続けています。ずっと昔から。そして、この先も、ずっと。ずっと。木滑に流れ続くのは、何百年も昔に生きたおじいちゃんの言葉と、今、すぐそばで大きく笑う、おばあちゃんの声。この一つの土地に確実に生きた人々の、紡ぎ続けた大切な大切な、小さな物語たち。木滑物語は、そんな物語を、今日も語ります。

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