山笑いー木滑な時間ー
2010年10月21日 木曜日そのほかcomments (0)
時間の石積み
大昔は水底にあった石だそうで、黒い表面に白い石灰分の(おそらく貝殻とかの)模様がおもしろい。
この石積みは昭和期の仕事のようで、そんなに古いものではないが、
急峻な山地を切り拓いてこしらえた水田や畑を今もしっかりと護っていて、
集落の手巧者がこつこつと積み上げた様子をしのばせている。



この地に明地さんという石積み師が住んでおられ、
初めてお会いしたときには思わず抱きついてしまった。ぽわわ
生きて輝いている石の温もりと英知が、その全身から伝わってきた。
うーむ。うしパンチ
この石積みが語り継いできたものを聞き漏らしたくはない。