木滑には伝統の踊りが二つ。
一つは、2010年の秋に約20年ぶりに復活。
木滑史上初、三区合同で、
かつては石積みの棚田が綺麗だった「釜の上」で、
おじいちゃん、おばあちゃん、子供も一緒に踊りました。
それが、「あさんがえし」
山笑いの際や、打ち上げなどでも踊っています。
そのあさんがえしが、元気の源なのですが。
もう一つ。
実は、眠っていた伝統の踊りがあったのです。
それが、「じょかべ」
それを、復活させよう!!!と、集まりました。
みんな、覚えてないので、四苦八苦です。
なんせ、ほんとにずっと踊られていなかったのだから。
おばあちゃんたちが、ぎりぎり覚えているくらい。
それを、あーでもない、こーでもないと
言いながら、昔の映像を見て思い出します。
そして、本日はスペシャルゲストを招いての
じょかべの復活でした。
それは、金沢で活躍するカタンナのみなさま!!
こちらはリズムチーム。
カタンナはアフリカンダンスのチームなのですが、
昨年開いたはじめての山笑いの際に、
木滑で演奏、ダンスを披露してくださいました!!
その大地を感じる踊りとリズムに、木滑の人が感動!!
今回も、昔からの踊りの復活を是非
カタンナのみなさんに手伝っていただきたく、
声をかけさせていただきました
唄ですが、
またこちらも唄いますのは、
下木滑の丹保さん。
85歳、現役です。
誰にも負けません!!!
というか、丹保さんしか、じょかべは唄えません
木滑のタカラです。
里山木滑の丹保さんと、アフリカンダンスのカタンナの
コラボで実現した今回の企画なのであります!!
そして、カタンナダンスチームも、素晴らしいダンスセンスで、
即刻じょかべマスター!!
しかし、今回の問題は。
じょかべは、とても踊りにくい踊りで、
みんな、つまらなかったり、わからなかったりで、
徐々に踊るのをやめてしまい、
過疎化や高齢化でさらに踊ることはなくなってしまった、
という歴史を持ちます。
なんとか、踊りやすくならないか?
そして、復活させ、みんなでもう一度踊れないか?
というのが、今回の目的。
カタンナのみなさんにご協力いただき、
リズムもわかりやすく、そして、踊りも少しサッパリさせての
復活となったのです!
いや、それにしても驚いたのは。
見てください。
これは、じょかべの歌詞。
楽譜を見てみますと。
?
???
よーく見てください。
その指示を。
神秘的に、かつ幽玄に。
!!!!
なんて、素敵な指示。
このじょかべの唄。どんな唄なのでしょう。
タイトルは、
目蓮尊者の地獄めぐり。
さすがっす。
カタンナの方が見入っているのは。
随分昔に書かれた、唄本です。
完全に読めません。
こんな風に、受け継がれる歴史、文化があるのです。
素敵ですね。
豊かです。
ワクワクします。
そして、この踊りの囃子。
たかーい声で、
「そーれそれー」
と言います。ひょーいひょーい、みたいに聞こえます。
私は、それがすごく、好きです。
また、踊りも一風変わっていて、
なんとも惹かれるものがあるのです。
みんな、時間をかけて、体に覚えこませます。
何周も何周もして。
ばあちゃんの動くを、よーく見て。
そして、自分の中に、イメージを持って。
この時期はちょうどお彼岸でした。
ご先祖様たちが、一緒に踊っていたかもしれません。
おお、おお、懐かしいの。
おい、それ、違うがいや。
きれが悪い!足が違う!
きっと、やんや言っていたに違いない。
でも、確実に喜んでくれていたに違いない。
そう思います。
みんなで、笑いながら、苦しみながら、
やんや言いながらの、じょかべの復活でした。
今度は、みなさんも、一緒に踊りましょうね。
輪になって、踊るのは、
いいですよ~~。
一つは、2010年の秋に約20年ぶりに復活。
木滑史上初、三区合同で、
かつては石積みの棚田が綺麗だった「釜の上」で、
おじいちゃん、おばあちゃん、子供も一緒に踊りました。
それが、「あさんがえし」
山笑いの際や、打ち上げなどでも踊っています。
そのあさんがえしが、元気の源なのですが。
もう一つ。
実は、眠っていた伝統の踊りがあったのです。
それが、「じょかべ」
それを、復活させよう!!!と、集まりました。
みんな、覚えてないので、四苦八苦です。
なんせ、ほんとにずっと踊られていなかったのだから。
おばあちゃんたちが、ぎりぎり覚えているくらい。
それを、あーでもない、こーでもないと
言いながら、昔の映像を見て思い出します。
そして、本日はスペシャルゲストを招いての
じょかべの復活でした。
それは、金沢で活躍するカタンナのみなさま!!
こちらはリズムチーム。
カタンナはアフリカンダンスのチームなのですが、
昨年開いたはじめての山笑いの際に、
木滑で演奏、ダンスを披露してくださいました!!
その大地を感じる踊りとリズムに、木滑の人が感動!!
今回も、昔からの踊りの復活を是非
カタンナのみなさんに手伝っていただきたく、
声をかけさせていただきました
唄ですが、
またこちらも唄いますのは、
下木滑の丹保さん。
85歳、現役です。
誰にも負けません!!!
というか、丹保さんしか、じょかべは唄えません
木滑のタカラです。
里山木滑の丹保さんと、アフリカンダンスのカタンナの
コラボで実現した今回の企画なのであります!!
そして、カタンナダンスチームも、素晴らしいダンスセンスで、
即刻じょかべマスター!!
しかし、今回の問題は。
じょかべは、とても踊りにくい踊りで、
みんな、つまらなかったり、わからなかったりで、
徐々に踊るのをやめてしまい、
過疎化や高齢化でさらに踊ることはなくなってしまった、
という歴史を持ちます。
なんとか、踊りやすくならないか?
そして、復活させ、みんなでもう一度踊れないか?
というのが、今回の目的。
カタンナのみなさんにご協力いただき、
リズムもわかりやすく、そして、踊りも少しサッパリさせての
復活となったのです!
いや、それにしても驚いたのは。
見てください。
これは、じょかべの歌詞。
楽譜を見てみますと。
?
???
よーく見てください。
その指示を。
神秘的に、かつ幽玄に。
!!!!
なんて、素敵な指示。
このじょかべの唄。どんな唄なのでしょう。
タイトルは、
目蓮尊者の地獄めぐり。
さすがっす。
カタンナの方が見入っているのは。
随分昔に書かれた、唄本です。
完全に読めません。
こんな風に、受け継がれる歴史、文化があるのです。
素敵ですね。
豊かです。
ワクワクします。
そして、この踊りの囃子。
たかーい声で、
「そーれそれー」
と言います。ひょーいひょーい、みたいに聞こえます。
私は、それがすごく、好きです。
また、踊りも一風変わっていて、
なんとも惹かれるものがあるのです。
みんな、時間をかけて、体に覚えこませます。
何周も何周もして。
ばあちゃんの動くを、よーく見て。
そして、自分の中に、イメージを持って。
この時期はちょうどお彼岸でした。
ご先祖様たちが、一緒に踊っていたかもしれません。
おお、おお、懐かしいの。
おい、それ、違うがいや。
きれが悪い!足が違う!
きっと、やんや言っていたに違いない。
でも、確実に喜んでくれていたに違いない。
そう思います。
みんなで、笑いながら、苦しみながら、
やんや言いながらの、じょかべの復活でした。
今度は、みなさんも、一緒に踊りましょうね。
輪になって、踊るのは、
いいですよ~~。
もったいぶって、
なんと3回にまで分けてしまいました。
お許しください。
かんじきウォーク 高倉山篇 vol.3 です。
もうちょっとで、頂上ですヨ!!!
と、ここで。
見てください。
わかりますか?
落ち葉が、一直線に並んでいるのを。
風の通り道。
風の又三郎の歩く道かもしれません
自然の足跡が、物語を作る瞬間です。
高倉山のぼりも、佳境に入ります!!!
開けた場所!!この坂の向こうに!!!!
素晴らしい何かが待っているーー!!!
いやはや、しかーーし!
へたばる寸前か?!?!野川さん!!!
大丈夫。
ここは、いつも明るい野川さんの演出です。
本気でへたばりそうになっていたのは、
女子軍の太ももです。
みんな、どんどんいっちゃうんだから。
この坂とか、どんどん登っちゃうんだから。
ここは、メンタルでカバーです。
精神力で登りきります。
それこそが、山のぼり、というものです。
己にかーつ!
とか言ってたら、
これぐらいで、そんなこと言うんじゃない、
と叱られます。
あくまで、とても登りやすい山です。
愛すべき、高倉山。
出発して、2時間半。
あっという間です。
吉野谷村を一望。
本当に、爽快!!!
雪の中の、高倉山。最高です。
登るのも、歩くのも楽しい。
景色を見るのも楽しい。
そして!!
みなさま!!!!!
待ってました!!!!!!
最高なのは帰りですよ!
なんのための、シャカシャカウエアですか。
そうですよ。
滑って、転んで、落ちるための、
シャカシャカなウェアなのです。
みんな、滑るの、写真撮るから待って!!って
言ってんのに、聞く耳持たず。
一直線です。
転げて、遊んでいます。
あんなに、太ももを痛めつけてのぼった坂が、
3秒です。
いやぁ、しかし楽しい!!
帰りも、道なき道を進みます。
昔は木を集めて、炭焼き小屋を造って、
炭を作っていたのですね。
それで、動物に出会い、共存する中で、
ちゃんとお互いの領域というものを認識して、
互いを尊重し合って、生きていました。
そういう、山の暮らしが、生業として、
あり続けられるような、
そんな場所があっても良いんじゃないかなと思います。
と思いつつ、ギャーギャーいいながら降りてきました。
本当に、大丈夫か!リュック持ってやるか!
と心配し、私たちを守ってくれていた、
集落のみなさま、ありがとうございました!!
来年は、是非、たくさんの方々をお招きし、
かんじきウォーク 高倉山を開催したいと思います!!
絶対、楽しい雪山かんじきウォークです。
期待していてください!!
なんと3回にまで分けてしまいました。
お許しください。
かんじきウォーク 高倉山篇 vol.3 です。
もうちょっとで、頂上ですヨ!!!
と、ここで。
見てください。
わかりますか?
落ち葉が、一直線に並んでいるのを。
風の通り道。
風の又三郎の歩く道かもしれません
自然の足跡が、物語を作る瞬間です。
高倉山のぼりも、佳境に入ります!!!
開けた場所!!この坂の向こうに!!!!
素晴らしい何かが待っているーー!!!
いやはや、しかーーし!
へたばる寸前か?!?!野川さん!!!
大丈夫。
ここは、いつも明るい野川さんの演出です。
本気でへたばりそうになっていたのは、
女子軍の太ももです。
みんな、どんどんいっちゃうんだから。
この坂とか、どんどん登っちゃうんだから。
ここは、メンタルでカバーです。
精神力で登りきります。
それこそが、山のぼり、というものです。
己にかーつ!
とか言ってたら、
これぐらいで、そんなこと言うんじゃない、
と叱られます。
あくまで、とても登りやすい山です。
愛すべき、高倉山。
出発して、2時間半。
あっという間です。
吉野谷村を一望。
本当に、爽快!!!
雪の中の、高倉山。最高です。
登るのも、歩くのも楽しい。
景色を見るのも楽しい。
そして!!
みなさま!!!!!
待ってました!!!!!!
最高なのは帰りですよ!
なんのための、シャカシャカウエアですか。
そうですよ。
滑って、転んで、落ちるための、
シャカシャカなウェアなのです。
みんな、滑るの、写真撮るから待って!!って
言ってんのに、聞く耳持たず。
一直線です。
転げて、遊んでいます。
あんなに、太ももを痛めつけてのぼった坂が、
3秒です。
いやぁ、しかし楽しい!!
帰りも、道なき道を進みます。
昔は木を集めて、炭焼き小屋を造って、
炭を作っていたのですね。
それで、動物に出会い、共存する中で、
ちゃんとお互いの領域というものを認識して、
互いを尊重し合って、生きていました。
そういう、山の暮らしが、生業として、
あり続けられるような、
そんな場所があっても良いんじゃないかなと思います。
と思いつつ、ギャーギャーいいながら降りてきました。
本当に、大丈夫か!リュック持ってやるか!
と心配し、私たちを守ってくれていた、
集落のみなさま、ありがとうございました!!
来年は、是非、たくさんの方々をお招きし、
かんじきウォーク 高倉山を開催したいと思います!!
絶対、楽しい雪山かんじきウォークです。
期待していてください!!
高倉山のぼり 続編です。
昔は、冬に高倉山にのぼり、
動物をとって食べたり、
炭焼きをしたり。
山が生活の一部にありました。
下木滑の85歳の丹保さんはよく言います。
「昔は尾根をずーっと歩いてのぼったもんや。
夏は木が生い茂るから登りにくいけど、
冬は景色も綺麗で最高や!」と。
じいちゃんが言っていたのも納得!!
本当に、雪の上の高倉山のぼりは楽しい!!
この日は少し曇っていたのですが、
朝の山に霧がかかり、とても幻想的な雰囲気。
とても気持ちの良い、朝の山です。
しかし、汗をかきながら
せっせと登りますよ!!
小中学校を眼下に。
手取川も見えます。
ここでいろんな事を、集落の方が教えてくれます。
なんせ、里山のプロフェッショナルは、
ここに住み、生活をしているみなさま。
みんなで自然や文化を学びながらの、
かんじきウォーク 高倉山篇です。
この時期の山は、少し雪が減って、
木の周りは雪がない状態。
木は、温かいのですね。
道なき道を、木々の隣を、
どんどん進みます!
少しずつ景色が変わってきます。
結構歩いたかな??と思いつつも、
まだまだ!!
難関が待ち受けています!
それも、山登りの醍醐味。
頂上目指して、尾根をゆきます!!
ポイントは、尾根ですよ。
谷になっている場所は雪崩などの危険があります。
安全性に気をつけながら、ワイワイ楽しく進みます!
ここを行くのか!!とういうところまで。
それが、とても楽しい!!!
一つ一つ、クリアしていく場所があるのです。
みんなで助け合いつつ。
手に手をとって。
絆のうまれる山のぼりなのであります。
いやしかし、ここ、太ももあがるのかな?という場所、ありました。
日頃の運動不足を呪いますね。
だって、集落の方々、ヒョイヒョイ登っていますから。
さすがだな~、山の男はかっこいい!!
これからは、山ボーイです。山メンです。
きっと、というか、絶対モテます。
余談はさておき。
急な斜面を登ったところで、
さらに景色が綺麗になります!!
情けないことに疲れた体も、
一瞬立ち止まり、この景色を見るだけで、
随分復活。
本当に、こんな景色をみることは滅多にないので、
ココロもカラダもリフレッシュ!のひとときです。
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