山笑いー木滑な時間ー
2010年11月19日 金曜日ふうけいcomments (x)
山に伸びる一本の道
素晴らしい晴天に恵まれ
釜の上にも、美しい光が注がれています。



すっかり木滑を囲む山々は赤く染まり、
心を和らげる空間が広がります。



私達の愛すべきウド小屋第一号。



このウド小屋の2倍の大きさのものが
集落に降りた、国道沿いに建てられました。
それはそれは、自分達でも驚くほどの
立派なものに仕上がりました。

でも、この釜の上にある、ウド小屋第一号は、
建物が一つもない、一本道の続く釜の上に
一人柔らかく、あり続けてくれている存在で、
私達は、その小さな小屋の存在を愛さずにはいられません。



山々に囲まれた釜の上の景色は、
本当に日々刻々と変化します。



今では、耕作放棄地が目立ちますが、
かつて、この場所に水田が広がっていた頃
使用されていた水路には、今も水が流れています。

石積みの棚田が並ぶ釜の上。



この場所に、もう一度、
美しい水田が広がる日を夢見つつ、
今日も土に触れて過ごします。



静かに静かに、ススキや木々が風に揺れる釜の上。
是非、みなさんも、一度この空間に遊びに来てください。
きっと、とても穏やかで、柔らかい気持ちになれると思います花