山笑いー木滑な時間ー
2010年12月11日 土曜日これまでのイベントcomments (0)
木滑 ものつくり ものかたり
木滑も、もうすっかり冬景色雪



寒くなり、外での仕事も一段落してきました。


そこで。

里山の、冬の手仕事を学ぶべく、この

「木滑 ものつくり ものかたり」

の会を開かせていただきました。

寒いのにも関わらず、
約30名の方々が集まってくださいました!花

まずは、ものつくりから。

本日の先生、
山口さんと、よざえもんのおばあちゃんです花



いつもいつも、色んなことを教えてくれる
このお二方。
ありがとうございます!花花


今日は、

布ぞうり



と、カゴ



を習います!

二つのグループに分かれ、
それぞれの先生に作りかたを習います。



まずは、布ぞうり。
布を引き裂いて、三つ編みにして鼻緒の部分を作ります。



両足の指に、紐をかけて、
布をどんどんと織っていきます。





みんな真剣!



続いてカゴ編みチーム!四葉



真剣にカゴを編んでいます!



これらの作業は、昔は冬の間に
家の手伝いとして、していたそうです。
昔は、ぞうりの材料はワラ。
ワラを冬の間に編んでおいて、
一年使ったそうです。



カゴは、今回は紙テープを使いましたが、
いつもはビニール紐でカゴを編み、
山菜を採りに行くときに使うそうです。

時間はあっという間に過ぎてしまい、
まだ作業は途中汗汗
続きは家での宿題!パンチ

里山の手仕事を習うことができた
貴重な時間でした!花

そして、お待ち兼ねの
本田和さんによる かたりです。



辺りは雨。
暗い、静かな部屋の中、

「祇園精舎の鐘の声~」

和さんの声が響き渡ります。



ゾゾゾっとしました。
雰囲気が一転したからです。

この木滑の土地に受け継がれる、仏御前のお話。

木滑という場所、そしてその土地が受け継ぐ物語に、
和さんの世界が合わさって、
とても雄大な時間、空間が生まれた瞬間でした。


仏御前が、遠い昔の平安時代、
私達が今日集う、まさにこの場所に存在した!
というロマンを感じます。

木滑の人々の心の中に生き続ける仏御前。
この先もずっと人の心に住まわせ続けたいものです月


後半は、
そういった昔からのお話を受け継ごう、ということで、
「木滑ものかたり」と題し、
3つの輪に分かれて、この木滑の昔のお話を伺いました。



「昔はみぃんな村全体が家族のようなもんやったよ」
大正10年生まれで、今年で90歳になる、
ヒナのおばあちゃんは言います。



昔は、みんなでお金をためて、
一軒一軒のおうちを、村の人たちで順番に建てたそうです。
裏の高倉山から木を伐りだし、
てぞりで山から滑らせて木を村まで運んだのだとか!!
昔の人々はタフですねダッシュ

そして、みんなで‘ぢがち’という、
土地を固める作業を行い、家を建てたそうです。

私にとっては、今でも木滑のみんなは
町全体で家族のようだと思うのですが、
昔は、今よりももっと親密な関係だったのですね。



竹内先生には、炭焼きのお話を伺いました。
先生のお父様が、木滑では最後の炭焼き職人さんだったそうです。

昔は、山へ炭を作りに多くの人が入っていたそうです。
ナラの木を、まだ細い時に伐り、
炭にしていたらしいのですが、
最近では、そのナラの木を誰も伐らないために
大きくなりすぎて、病気になったりしているそうです汗


炭焼きをする人間もいなくなり、
山に人が入らなくなることで、
動物たちの領域が人間の住む場所まで広がりましたきつね

昔はうまく共存できていたものが、
今では、お互いが生きるために、闘わざるを得ません。
昔の生活は、みんなが全体で、
上手なバランスをとっていたのだな、と感じました。

話は尽きません!!
まだまだ聞きたいことがいっぱいあったのですが、
この続きはまた次回いぬ

本当に色々なお話を伺うことができて、
とっても楽しい時間でした音符
みなさま、ありがとうございました!!チューリップ

最後に。
ヒナのおばあちゃんは言いました。

「今は、みぃんな鶴来や、町の方に出てってしまって、
寂しいもんや」

木滑に、また多くの子供達が遊ぶ景色が戻ればいいな、
そう思いました。
もう一度、あらゆる世代が集い、
町全体で、一つの家族であるような木滑の景色が戻れば。

そして、昔ながらの知恵を、
ちゃんと次の世代に繋いでいきながら、
みんなが笑顔で楽しい生活を送ることができる、
そんな木滑を目指して、頑張ろうと思いました!!