山笑いー木滑な時間ー
2010年12月20日 月曜日そのほかcomments (0)
社の巨石
あんなに錦いっぱいだった山里は、驚嘆するこころのぬるみを見事にかわした姿。

あらはな地肌枝々に立ちすくむ、トリ・イノシシ・サル・クサ・ヒトたち。

今朝はピシャリと雲間を閉じた空を仰ぎつつの道に、社の巨石。

億然の頭頂に穿たれた穴にステンレス旗竿がまばゆく居て、毅然と老樹に並ぶ。

人は人の背丈で刻々の思ひにふれ、

こうして今朝もひっそりと熱いうれしさを知った。