山笑いー木滑な時間ー
2011年01月14日 金曜日人々comments (x)
様々な出逢い・春蘭の里!
さてさて、私たちの能登里山巡りの旅は続きます。

萩野アトリエを後にした私たち。

萩野さんに道案内していただいて「春蘭の里」に向かいました。


迎えてくださったのは春蘭の里実行委員会の多田喜一郎さん。

春蘭の里を盛り上げて引っ張ってこられた方です。

その多田さんの農家民宿「春蘭の宿」で、能登島で

「能登島地域交流プロジェクト」として活動されている能登島交通

の方たちと合流して、多田さんのお話を聞きました。



地域おこしには「やる気」「バカもの」が必要である、80歳でも

90歳でもプラス思考が必要である、素早く動けるようなスピード

ある団体が必要である(NPO法人を作ると議決などで時間が

かかってしまう)、などなど、里山を盛り上げて活性化させる

にはどうしたらいいのか皆さんと議論を交えながら、多田さんの

お話を聞きました。


そして、囲炉裏のあるお部屋で夕食で~す。



お箸は手作りで、サルトリイバラを加工したものだそうです。

サルトリイバラは「猿捕茨」と書き、猿もひっかかってしまうほど

のイバラがついてるそうです。箸に使われている茎はとても

硬くて、緑色をしています。



輪島塗の食器が使われており、食材は地元でとれたものを

使ってるそうです。写真の他にも料理が運ばれ、キジ(雉)の

焼き鳥などもいただきました。



「春蘭の里実行委員会」の会長の中本さんも来てくださって、

皆さんで里山のお話をしながら有意義で楽しい時間を過ごし

ました。夕食もお酒もとてもおいしかった~。

ごちそうさまでした~。


提灯があるとのことで、夜道を散歩しました~。

↓こんな感じで~す。わかりづらいかな。


↓ハイ、フラッシュで撮影。雪が降っててイイ感じでした~。


近くになんと「白山神社」が!なんというご縁でしょう。



白山神社とは、白山の神をまつっている神社で、全国に2700

ぐらいあります。白山比咩神社が総本社です。


翌日、私たちは「宮地交流宿泊所こぶし」の見学に行きました。

こぶしは、廃校となった小学校を利用した宿泊施設です。



全部で10部屋あって、オーナー制をとっています。

1部屋の大きさは小学校の教室の半分くらいだそうです。



↓ちょっと気になったので撮影(こぶしにて)


次に体育館に移動~。

↓わらじを履いて体育館の中へ


教科書など本でしか見たことがないような農機具がいっぱい!



多田さんから農機具の使い方を説明していただきました。

体育館の奥には大きな大きなキリコたちが!



↓こういう傘もありました~


今ではすっかり担ぎ手がいなくなってしまいました。

去年、久しぶりにキリコ祭りが復活したそうですが、木滑の

あさんがえし同様、これからも毎年続くように頑張ってもらいたい

です。

そして、私たちは次の目的地へ!

↓天気が変わって見事な青空に!