山笑いー木滑な時間ー
2012年04月19日 木曜日これからのイベントcomments (0)
春山へ向けて!!
そうです。

ここで登場するのは!!

「くん炭」



であります。

みなさま、これが何かわかりますか?

私は、初めて知りました。

お米の、モミ(籾)を炭化したもの。



これを、パラパラと、先ほどまいた種籾の上にばらまきます。

この くん炭 というもの。

万能なのです。タカラなのです。



木滑など山の方では、春先にまだ雪が残っているので、

黒いくん炭を撒くことにより、雪が早く溶けます。

土を保温する効果とともに!



アルカリなので、植物の成長を促進!花

畑の土の中に、すきこむことにより、

土壌を改良して、良いお野菜がとれたりもするのです!!




お米を食べる際に、捨ててしまうモミは、

こんな風に、自然の恵みを頂く、循環の中にあって、

捨てるものなんて、ないのですね。


ばあちゃんらは、昔は畑に煙突たてて、

くん炭作っとったねぇと、昔の話をしてくれます。



くん炭も、撒き終わったところで。

さぁ。この作業も終盤にさしかかりました。

間伐してきた竹の資材を使用して、

骨組を作り、その上に

ビニールを張ります。



風で飛ばないように、杭を打って、

上から土をのせます。



はい!これで完成!!



では、ありません。

工程はまだ続きますよ。

苗床のまわりに掘った溝。

ここに、水を流し込んで、

水あてをするのです。



ザッサー。



無事に、水が流れ込みました!!

どうか!

強く、成長してください!!

我らの木滑、山笑米の子孫たちよ!!

あなたたちに、未来がかかっております。


無事に、芽が成長したら、

5月20日の春の山笑いでは、

この苗を、とって、

手で持って、

釜の上へ!!



一緒に、田んぼ、作りましょうね!!音符音符