山笑いー木滑な時間ー
2010年12月15日 水曜日ふうけいcomments (1)
ころがし
まさです。

ころがしという道具をご存じでしょうか?

↓ころがし


地方によっても呼び方が様々で、「田ころがし」「枠」「枠ころがし」

と言ったりもします。


一般的に「ころがし」は、1本の頑丈な軸に、糸巻き車のような

六角形の鉄製の細い枠組みをいくつかつないだ道具です。

何をする道具かといいますと、田んぼで「ころがし」をころがして

マス目をつけるのです。田んぼにスタンプのように「ころがし」を

押しつけて、苗を植える場所に印をつけます。


ころがしの長さは大体180cmほどの六角形です。縦と横にクロス

したところに苗を植えていくと、等間隔で綺麗に苗を植えること

ができます。

ころがしの登場によって、それまでの田植えの重労働が緩和

されました。


しかーし!

木滑で見た「ころがし」は六角形ではなくて、七角形でした。

なんで七角形なんだろう?作るの難しそう~ぎょーん


とある理由で、「ころがし」をお借りしました。

まず、汚れをとるために「ころがし」を水で洗いました。


↓水をかけながらタワシ、ブラシでゴシゴシ


そして、それを乾かします。

↓ころがしを2つ乾かしました。


大晦日元日は、木滑の公民館前でみなさんと年越しを、と

考えています。ころがしはその時に使います。

どう使うのでしょうか?お楽しみに。

このブログをご覧になってる皆さんも大晦日は是非、木滑へ

遊びに来てくださいね。みなさんで新年を祝いましょう。にぱっ


2010年12月12日 日曜日ふうけいcomments (0)
釜の上の窯!
‘釜の上’と呼ばれる、
昔は水田が広がっていたものの、
今では耕作放棄地が目立つこの場所。



サル達が胸を張って歩くようになったこの場所を、
私達は、もう一度、
人間の場所に戻そうと思います!

緩衝地帯を、もう少し山の方へ戻したいいぬ
その想いから、この釜の上で、
色々な活動を行ってきました。

まずは、そう。
あさんがえし!



そして、ウド小屋!



サル達と現在も格闘中の、畑!



そして。
次に着手したのは、

“窯”であります。

釜の上の窯。
ここで、クルミを使い、炭を作ったり
色々な作業をしたいと考えています四葉

まずは、草を刈る作業から。
場所を決めて、土地をならします。



そして、用意したのは、
石と砂。



そこに混ぜているのは、



セメント!
これに、水を混ぜて練り、
土台を作るための
コンクリートをつくります!



それを、土台となる場所に入れていき、
固まるまで数日待ちます音符




そして晴れた日に!太陽



砂と、水と、セメントを混ぜて、
モルタルを作ります。 
コンクリートと違って、石や砂利は入っていません。
これで、積んだブロックの隙間を埋めて固め、
安定させていきます。



ブロックを、積んで、積んで、積んで汗汗
モルタルで固めていきます!



鉄骨を入れて、モルタルでまた固め、、、



積み続けます!パンチ



そして、骨組み完成!!花花



よし!次は、土で周りを固めよう!と
意気込んだ、
その次の日。。。。








! ! ! !!!

あんなに暖かく、晴れていた天気が一転。

木滑は雪に包まれてしまいました雪汗汗
一気に冬の到来です。

さて。
晴れ間を見つけて、窯を完成させたい私達ですが、

一体どうなる?!

どうかどうか、良いお天気を、
私達に与えてください!!太陽太陽
と願う日々が続きますりんご




2010年12月09日 木曜日ふうけいcomments (0)
山まつり
まさです。寒くなりましたね~雪

今日、12月9日は何の日かご存知でしょうか?

いろいろと思いつくかもしれませんが、山まつりの日なのです。


山まつりは、大工さんや製材所や建築業の人など、山に従事

している人(林業、木材業)、山で生計を立てている人が山の

神様に感謝する日です。

昔からこの日は山に入ってはいけない、木を切ってはいけない

日とされて一日仕事が休みとなってます。

皆で集まってお酒を飲んだり、家族団らんをしたりして過ごす

そうです。

木滑だけではなくて広く北陸の風習だそうですが、近年はこの

風習も薄れて、休む所は少なくなっているそうです。


・山の神様が山にお入りになられる日である。

・山の神様が山を回っておられるので山入りしてはダメ。

 守らないとバチがあたる。

・山の神様が年に一度の会議に出席するため、山を離れて

 出雲の国に戻られます。12月9日に山を離れ、明くる年に

 戻られます。山に神様がいない時期は、山の天候が荒れる

 とされています。


などなど、地方によって、山まつりも様々なようです。


この山まつりの日は天気が荒れるといわれてまして、

実際、今日の天気は大荒れです!

木滑に雪が降りましたぁ~。雪雪雪



昨日、外で作業してたのがウソのよう。

昨日の12月8日は「事納めの日」だそうで、その年の農作業を

終える日だそうです。まだやりたいことがあるんですけどはうー


それにしても、昔の人はうまいこと言ったものですね。

こういった風習は時代と共に薄れつつありますが、山を大事に

する心、木を大事にする心は今までと変わらず、これからも

いつまでも忘れないようにしたいですね。