山笑いー木滑な時間ー
2010年11月25日 木曜日人々comments (0)
神子原訪問
初ブログ書きます、しゅです。よろしくお願いします。

先日、神子原米で有名な羽咋市の神子原(みこはら)地区に行ってきました。
今回訪問した目的は、このお方!!!



今月27日の座談会にて講演していただく羽咋市役所農林水産課の高野誠鮮さんです。
少子高齢化過疎地で神子原米をブランド化し、1俵(60kg)14,000円だった米を、な、な、なんと42,000円の3倍!?UP上させた火付け人です。そこに辿り着くまで沢山の失敗をして、苦労してこられました。「まず補助輪を外そう。何度も何度も転んでケガだらけになるけど、どうにかして本来の感覚を掴めばどこまででも突き進める。」
神子原直売所の外のテントでほんの少しの時間しかお話しできませんでしたが、1つ1つのお話に圧倒され、唖然とし、本当に開いた口が塞がらないほどものすごい衝撃でした。
今まで自分が抱いていた役所の仕事に対するイメージが覆されました。このような人が羽咋市役所にいるなんて羽咋市の人は羨ましいです。

その直売所の近くにある秘境カフェ、その名も…



この地区の公民館的存在である、神音(かのん)です。(ブログ→http://kohukohu.seesaa.net/)
携帯電話がつながらないため、地域のネットワークがいやでもアナログ的につながってしまう状況です。
相手の顔が見えるコミュニケーション。目に見えないものに価値観を見いだし、ブランド化していくことが大切です。

なんだかざわざわしています。



写真の左上に見える、ぶら下がっているものわかりますか?
現代の住宅ではほとんど見られなくなった、囲炉裏の自在鉤と呼ばれるものです。机の下には小さな火が灯っていました。まだまだ現役ですダッシュ
この頑固で美しいフォルムにゾクゾクっときて、にやけながらしばらく見とれてしまいました。
他にも薪ストーブや作家さんの1つ1つ手作りの雑貨など、暖かくてワクワクするようなものがいっぱいあります。

そして何よりも素敵なのは店長の笑顔。唯一無二な人柄。丁寧で心温まる接客、というよりも会話。お店の空気感がそうさせるのでしょう。
忘れていけないのは、お料理。カレーは1日限定20食。
これが、、、んまかった。素材の味がしっかりしていて、頭で食べている感覚。というのは、今でも味がくっきりと記憶に残っている感じ。ありがたくゆっくりいただきました。
写真では100あるうちの1も伝わらないと思うので、実際に足を運んでみて五感で感じてみてください。ぼくは本当に神様っぽい声が聞こえました。ランチ時は予約必須です。その前にお店まで辿り着けるかどうか…汗



MIKOHARA…だいぶあついです。
YAKEDO…します。
KIWO…つけないと、
YAKEDO…します。