12月1日(水) 10:00~
木滑公民館で「お料理教室」が開かれました
谷端のおばぁちゃん方に先生になっていただいて、伝統的な
報恩講料理を中心に料理を作りました。
昔は家々で行われていた報恩講を思い出して、その時の
料理を作ります。
今回のメニューは「かっちり豆」「ころがし」「煮なます」
の3品です。
↓公民館の台所、ところ狭しとみなさんで料理作り
↓ゴマをすりすり~
煮なますは文字通り、なますとは違って具材を煮ます。
先日のブログで紹介した打ち豆も入ってます。
ころがしは「にんじん」と「ごぼう」と「ごんご(むかご、ぬかご)」の
胡麻あえです。ごんご(むかご)は主に山イモの茎が肥大化して
形成された肉芽で、小さなイモの形をしています。
ころがしは「ごんぼころがし」と呼ぶこともあるそうです。
ごんぼは「ごぼう」のことです。
かっちり豆は大豆を塩、砂糖でコトコトと甘めに煮た豆です。
報恩講料理ではないですが、木滑に受け継がれる伝統料理
として今回作ることになりました。
かっちり豆の作り方は、まず、大豆の重さの3倍の水を入れて、
塩を入れて水分が少なくなるまでとろ火でコトコト数時間煮つめ
ます。目安としては2合なら2時間、3合なら3時間煮つめます。
ここで火が強すぎたりすると、大豆の皮がむけちゃったり、
大豆が割れちゃったりするので注意が必要です。
↓あくまで弱火でコトコトじっくり煮ます
とにかく弱火でじっくり煮ることが大切なんですね。
ある程度水分が少なくなってきたら砂糖を入れて、
さらに煮つめます。
豆が元の大きさに戻るまで煮つめたら完成です。
豆にシワがよったのを、かっちりと言うそうです。
かっちり豆ひとつをとっても、お家によって作り方が様々です。
谷端のおばぁちゃんをはじめ、お話を伺った田村さん、河合さん
は塩、砂糖の他にしょう油を入れるそうです。
私がそばで見ていた、山口さんのかっちり豆の場合はしょう油
を入れません。今回は使いませんでしたが、いつもは砂糖の
代わりにきざら(ざらめ)を使うそうです。
そのほうが豆に良い色がつくそうです。
唐辛子もちょっとだけ入れます。
じゃがいもの「かっちり」もあるそうです。じゃがいもの場合は、
砂糖、しょう油、味噌、なんば(唐辛子)、みりんを使うそうです。
これもおいしそう~。
「クルミ寒天」や「すはま」も作るそうです。次回のお料理教室の
時にでも作っていただきたいです。
↓左から谷端さん、田村さん、中村さん
田村さんは塩、砂糖を同時に入れて作るそうです。
また、鍋にフタをするそうです。
今は作らなくなりましたが、昔は「あぜ豆」を作ったそうです。
あぜ豆とは田んぼの畦(あぜ)で大豆を栽培することです。
おいしい豆が作れたそうです。
中村さんは大根、白菜、里芋、ほうれんそう、かぼちゃ、
きゅうり、大豆などいろんな作物を作っています。
ところが、大豆だけは今年ダメだったそうです。今年のように
豆がならなかったのは今までになく、初めてのことだそうです。
報恩講の料理にはぜんまいを炊いたものがあったり、ぜんまい
の干し方・戻し方は木滑と他の地区では方法が違っていたり、
昔はきゅうり、ナス、ウドのカス漬けを作ったりしていたそうです。
そして、料理完成~!みんなで食べましょう~。
まずは、今回の先生、谷端のおばぁちゃんがみなさんにご挨拶。
さぁ食べましょうー。「いただきます!」
↓かっちり豆です~
↓ころがしです~
↓煮なますです~
どれもこれもおいしい!ころがしの見た目はくどそう(味が濃そう
)だったのですが、そんなことは全然なくて、ごまの風味がとても
効いていておいしかったです。「ごんご」は初めて食べました。
本当に小さいお芋みたいな感じでした。
なますみたいに酸っぱいのかな思っていた煮なますですが、
食べやすくおいしかったです。かっちり豆はしょう油入りの豆も、
塩・砂糖のみの豆もおいしかったです。
↓谷端さんから山菜「げぼし」もいただきました~
↓山口さんが作った大学イモもいただきました~
とてもにぎやかな食事会になりました。
こうして木滑のみなさんが集まれる機会があることはとても
嬉しいことだとおっしゃっていました。
みんなが集まれる施設(公民館)があることはとても素晴らしい
ことだと思います。これからもこういう機会を少しでも増やして
いければいいな、と思います。
↓みんなで記念撮影~
「ごちそうさまでした!」
木滑公民館で「お料理教室」が開かれました
谷端のおばぁちゃん方に先生になっていただいて、伝統的な
報恩講料理を中心に料理を作りました。
昔は家々で行われていた報恩講を思い出して、その時の
料理を作ります。
今回のメニューは「かっちり豆」「ころがし」「煮なます」
の3品です。
↓公民館の台所、ところ狭しとみなさんで料理作り
↓ゴマをすりすり~
煮なますは文字通り、なますとは違って具材を煮ます。
先日のブログで紹介した打ち豆も入ってます。
ころがしは「にんじん」と「ごぼう」と「ごんご(むかご、ぬかご)」の
胡麻あえです。ごんご(むかご)は主に山イモの茎が肥大化して
形成された肉芽で、小さなイモの形をしています。
ころがしは「ごんぼころがし」と呼ぶこともあるそうです。
ごんぼは「ごぼう」のことです。
かっちり豆は大豆を塩、砂糖でコトコトと甘めに煮た豆です。
報恩講料理ではないですが、木滑に受け継がれる伝統料理
として今回作ることになりました。
かっちり豆の作り方は、まず、大豆の重さの3倍の水を入れて、
塩を入れて水分が少なくなるまでとろ火でコトコト数時間煮つめ
ます。目安としては2合なら2時間、3合なら3時間煮つめます。
ここで火が強すぎたりすると、大豆の皮がむけちゃったり、
大豆が割れちゃったりするので注意が必要です。
↓あくまで弱火でコトコトじっくり煮ます
とにかく弱火でじっくり煮ることが大切なんですね。
ある程度水分が少なくなってきたら砂糖を入れて、
さらに煮つめます。
豆が元の大きさに戻るまで煮つめたら完成です。
豆にシワがよったのを、かっちりと言うそうです。
かっちり豆ひとつをとっても、お家によって作り方が様々です。
谷端のおばぁちゃんをはじめ、お話を伺った田村さん、河合さん
は塩、砂糖の他にしょう油を入れるそうです。
私がそばで見ていた、山口さんのかっちり豆の場合はしょう油
を入れません。今回は使いませんでしたが、いつもは砂糖の
代わりにきざら(ざらめ)を使うそうです。
そのほうが豆に良い色がつくそうです。
唐辛子もちょっとだけ入れます。
じゃがいもの「かっちり」もあるそうです。じゃがいもの場合は、
砂糖、しょう油、味噌、なんば(唐辛子)、みりんを使うそうです。
これもおいしそう~。
「クルミ寒天」や「すはま」も作るそうです。次回のお料理教室の
時にでも作っていただきたいです。
↓左から谷端さん、田村さん、中村さん
田村さんは塩、砂糖を同時に入れて作るそうです。
また、鍋にフタをするそうです。
今は作らなくなりましたが、昔は「あぜ豆」を作ったそうです。
あぜ豆とは田んぼの畦(あぜ)で大豆を栽培することです。
おいしい豆が作れたそうです。
中村さんは大根、白菜、里芋、ほうれんそう、かぼちゃ、
きゅうり、大豆などいろんな作物を作っています。
ところが、大豆だけは今年ダメだったそうです。今年のように
豆がならなかったのは今までになく、初めてのことだそうです。
報恩講の料理にはぜんまいを炊いたものがあったり、ぜんまい
の干し方・戻し方は木滑と他の地区では方法が違っていたり、
昔はきゅうり、ナス、ウドのカス漬けを作ったりしていたそうです。
そして、料理完成~!みんなで食べましょう~。
まずは、今回の先生、谷端のおばぁちゃんがみなさんにご挨拶。
さぁ食べましょうー。「いただきます!」
↓かっちり豆です~
↓ころがしです~
↓煮なますです~
どれもこれもおいしい!ころがしの見た目はくどそう(味が濃そう
)だったのですが、そんなことは全然なくて、ごまの風味がとても
効いていておいしかったです。「ごんご」は初めて食べました。
本当に小さいお芋みたいな感じでした。
なますみたいに酸っぱいのかな思っていた煮なますですが、
食べやすくおいしかったです。かっちり豆はしょう油入りの豆も、
塩・砂糖のみの豆もおいしかったです。
↓谷端さんから山菜「げぼし」もいただきました~
↓山口さんが作った大学イモもいただきました~
とてもにぎやかな食事会になりました。
こうして木滑のみなさんが集まれる機会があることはとても
嬉しいことだとおっしゃっていました。
みんなが集まれる施設(公民館)があることはとても素晴らしい
ことだと思います。これからもこういう機会を少しでも増やして
いければいいな、と思います。
↓みんなで記念撮影~
「ごちそうさまでした!」
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