山笑いー木滑な時間ー
2011年09月07日 水曜日そのほかcomments (0)
サバイバルキャンプ!!
夏山 里山祭 山笑い

27日の夜には、

「サバイバルキャンプ」

が、釜の上の耕作放棄地で行われました!



見えますか??汗

ここは、40年以上も使用されておらず、

先日、石川県の各地からボランティアの方が

集まってくださり、草刈をした場所です!

そこにお昼から、お客さんが、テントの準備!



釜の上フェスが行われ、

あさんがえしが踊られたすぐそばに、

テントが並んでおります!



夜を迎えると、辺りは真っ暗。

釜の上には、明かりが一切ありません。

明かりを持ち寄り、BBQです!



このたび、サバイバルという名前を

つけさせていただきましたのには、

理由がございます。

釜の上には、建物が一切ございません。

そして、流れているのは、田んぼ用のお水のみ。

飲める水や、電気などは一切ないこの場所での一夜月



下は、芝生ではなく、耕作放棄地で草が刈ってあるだけの状態。

ゴツゴツしておりましたが、

参加者のみなさまにもご協力いただき、

草を刈ったりしながら、テントをたててもらいました。

水も、明かりも、平坦な土地でもない、

何にもない山のふもとでのキャンプのため、

この度、サバイバルパンチとさせていただきました!



この夜は、前日までの雨が嘘のようなお天気太陽

山のふもとに響くは、虫の声。

天上に広がるは、満天の星空!

最高のキャンプ日和ですオッケー



夜8時からは、

自然体験インストラクターの藤川恭子さんによる、

ナイトハイク月を行いました。

小さなお子さんから、東京からのお客様まで、

いろんな方々、約20名の参加者のみなさまと共に、

明かりを使わずに、真っ暗な山のふもとを歩きます。


夜になると、山は一変します。

強い緑だった山が真っ黒に。

対岸の山脈の輪郭も、黒くどっしりして見えます。

森の奥も、真っ暗。何にも見えません。

空気も、重くなってきます。

が!みんなで迎える夜の山はワクワクすることもいっぱい音符


耳を澄ませば、いくつもの種類の虫の声。

近くを流れる水の音も、大きく聴こえます。

夏の夜の、森の香りもしてきます。

風にゆれる、木々の葉っぱの音も。

牛さんの様子も気にしつつ、

夜の、森のお散歩は続きます四葉


そして、本日のメインイベント!

草の上に敷いたおっきなシートにみんなで寝転んで、

満天の星空を見ました。

夏の大三角形はもちろん、

天の川も、小さな小さな星までとても綺麗に見えました星


みんなで、星座の名前を言い合ったり、

流れ星を探したり、

静かに静かに、星を眺めたり、森の音を聴いたり。


日常には、たくさんの便利なものが溢れていて、

何不自由ない、幸せな暮らしがあります。

それは、先人たちが築いてくれた、知恵と技術のおかげ。


でも、不自由・不便ですが、かけがえのない、

贅沢な時間、空間が、里山の夜にはありました。

すぐ側に、当たり前にあり続けるものなのに、

日常の中では、あまり感じること、経験することができないもの。

そういうものを、楽しんで頂けたのではないかと思っております。


サバイバルキャンプに、参加してくださったみなさま、

本当に、ありがとうございました!

またこれからも、機会があれば、

より多くのみなさまに、里山の夜を、

楽しんで頂ければ嬉しく思います星







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