山笑いー木滑な時間ー
2011年06月17日 金曜日そのほかcomments (2)
東京旅
先週末、木滑を離れまして東京へ行ってまいりました。
もちろん、お勉強です音符

永田町の国会議事堂近くにある憲政記念館にて、シンポジウムに参加してきました太陽
その名も「とことんオーガニックシンポジウム2011」(詳細はこちら)。



今まで、日本における、生産から消費までのオーガニックマーケット(有機農産物市場)について詳しい調査はほとんどされてきませんでした。
今回はその報告とオーガニックに関わる様々な分野の方々の講演、ディスカッションなど盛り沢山の内容でした。

日本では全農産物に占める有機農産物の割合は0.18%に留まっています。
また、有機農産物のヘビーユーザーは消費者の1%しかいないため、生産、流通業者はその人たちを相手にするとリスクが高くなってしまうから、店頭に有機農産物を置けない状況にあります。
消費者が変わらないといけない部分もありますが、生産、流通業者がいかにうまくマーケティングするかにも問題があるようです。

今回の震災によって誰もが「食」に対する意識が変わったと思います。
これを転機に生産、流通業者は有機農産物の必要性を問い直し、消費者に安心、安全な食べ物を供給していただきたいです。

また、日本の消費者が有機農産物を購入する動機は利己的要因が強いそうです。

アメリカ型 - 利己的要因(健康、安全)
ヨーロッパ型 - 利他的要因(環境保全、農業振興)

この違いは国の政策によるところも大きいと考えられます。
【EU:環境直接支払い制度(農村振興政策)】

お次は南青山にあるプリズミックギャラリーにて「STUDIO‐L展」(詳しくはこちら)に行ってきました。



先日TBS系「情熱大陸」にて紹介されていました。
(自分は見損ねましたが汗

大阪・梅田を拠点とし、「コミュニティデザイン」をテーマに全国を飛び回るプロジェクトチーム。
外部から地域に入って、活性化のお手伝いをしています。

「離島」、「公園」、「里山」、「病院」、「お祭」、「ダム」、「商業施設」、、、

色々なものが対象になります。

どんなプロジェクトも「地域が抱える課題」をちゃんと把握することが大事であるとスタッフの岡崎エミさんはおっしゃっていました。
最初、地域に入るときは変な目で見られるのが当たり前で、それから徐々に溶け込んで仲良くなっていき、色々と会話をする中で個人~地域全体が抱える問題点を見つけ出す。
細かい部分まで課題点を見つけ出し、地域の人の些細な気持ちを理解するにはやはりコミュニケーションが非常に大事になってきます。


今回の東京は刺激&リフレッシュな旅となりました。
お休みいただきました四葉
ありがとうございました音符



コメント
頭で考えて体を動かす。
単純なことだけど、色々なバランスを取りながらの行動は非常に難しいです。

はい、やるのみです!
| しゅ | URL | 2011/01/04 10:40 AM | D7hqw1Qg |

しゅサン、実践あるのみです!!ぜひ
やってみることで
たくさんたくさん学ぶことがあると思います
そしてまた、教えてくださいませー
| ユキペ | URL | 2010/12/29 10:02 AM | Ei1/9whY |


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