前回ブログに引き続き、粟野家が個人的に珠洲のキャロライン宅におじゃましております。
外に出てみると、家の向かい側に煙突らしきものを発見!
反対側の様子は、
中に入ってみると、
正体は珠洲焼き用の窯でした!
今にも「ぐごごごー」て音が聞こえそうです。
どっしりと重たく構えたシンプルなデザインです。
住宅から20m程離れたところにかわいらしいたてものが…。
トイレも何もない本当の素泊まりゲストハウスです。
少しだけ下ったところにも小屋がありました。
これは…
鳥小屋です。
鶏は、卵はもちろんのこと、時には絞めていただくのだそうです。
この感覚はすごいです。
人間は丹誠込めて育てたものを一番美味しい時にいただく。
肉も野菜も一緒。
命を絶つときは誰しもが、もっと生きたいよー!という悲鳴をあげています。
そんな悲鳴を聞いて必ず言わなければいけない言葉があります。
ごめんなさい。
ありがとう。
そして、
いただきます。
ごちそうさまでした。
外に出てみると、家の向かい側に煙突らしきものを発見!
反対側の様子は、
中に入ってみると、
正体は珠洲焼き用の窯でした!
今にも「ぐごごごー」て音が聞こえそうです。
どっしりと重たく構えたシンプルなデザインです。
住宅から20m程離れたところにかわいらしいたてものが…。
トイレも何もない本当の素泊まりゲストハウスです。
少しだけ下ったところにも小屋がありました。
これは…
鳥小屋です。
鶏は、卵はもちろんのこと、時には絞めていただくのだそうです。
この感覚はすごいです。
人間は丹誠込めて育てたものを一番美味しい時にいただく。
肉も野菜も一緒。
命を絶つときは誰しもが、もっと生きたいよー!という悲鳴をあげています。
そんな悲鳴を聞いて必ず言わなければいけない言葉があります。
ごめんなさい。
ありがとう。
そして、
いただきます。
ごちそうさまでした。
さてさて、私たちの能登里山巡りの旅は続きます。
萩野アトリエを後にした私たち。
萩野さんに道案内していただいて「春蘭の里」に向かいました。
迎えてくださったのは春蘭の里実行委員会の多田喜一郎さん。
春蘭の里を盛り上げて引っ張ってこられた方です。
その多田さんの農家民宿「春蘭の宿」で、能登島で
「能登島地域交流プロジェクト」として活動されている能登島交通
の方たちと合流して、多田さんのお話を聞きました。
地域おこしには「やる気」「バカもの」が必要である、80歳でも
90歳でもプラス思考が必要である、素早く動けるようなスピード
ある団体が必要である(NPO法人を作ると議決などで時間が
かかってしまう)、などなど、里山を盛り上げて活性化させる
にはどうしたらいいのか皆さんと議論を交えながら、多田さんの
お話を聞きました。
そして、囲炉裏のあるお部屋で夕食で~す。
お箸は手作りで、サルトリイバラを加工したものだそうです。
サルトリイバラは「猿捕茨」と書き、猿もひっかかってしまうほど
のイバラがついてるそうです。箸に使われている茎はとても
硬くて、緑色をしています。
輪島塗の食器が使われており、食材は地元でとれたものを
使ってるそうです。写真の他にも料理が運ばれ、キジ(雉)の
焼き鳥などもいただきました。
「春蘭の里実行委員会」の会長の中本さんも来てくださって、
皆さんで里山のお話をしながら有意義で楽しい時間を過ごし
ました。夕食もお酒もとてもおいしかった~。
ごちそうさまでした~。
提灯があるとのことで、夜道を散歩しました~。
↓こんな感じで~す。わかりづらいかな。
↓ハイ、フラッシュで撮影。雪が降っててイイ感じでした~。
近くになんと「白山神社」が!なんというご縁でしょう。
白山神社とは、白山の神をまつっている神社で、全国に2700
ぐらいあります。白山比咩神社が総本社です。
翌日、私たちは「宮地交流宿泊所こぶし」の見学に行きました。
こぶしは、廃校となった小学校を利用した宿泊施設です。
全部で10部屋あって、オーナー制をとっています。
1部屋の大きさは小学校の教室の半分くらいだそうです。
↓ちょっと気になったので撮影(こぶしにて)
次に体育館に移動~。
↓わらじを履いて体育館の中へ
教科書など本でしか見たことがないような農機具がいっぱい!
多田さんから農機具の使い方を説明していただきました。
体育館の奥には大きな大きなキリコたちが!
↓こういう傘もありました~
今ではすっかり担ぎ手がいなくなってしまいました。
去年、久しぶりにキリコ祭りが復活したそうですが、木滑の
あさんがえし同様、これからも毎年続くように頑張ってもらいたい
です。
そして、私たちは次の目的地へ!
↓天気が変わって見事な青空に!
萩野アトリエを後にした私たち。
萩野さんに道案内していただいて「春蘭の里」に向かいました。
迎えてくださったのは春蘭の里実行委員会の多田喜一郎さん。
春蘭の里を盛り上げて引っ張ってこられた方です。
その多田さんの農家民宿「春蘭の宿」で、能登島で
「能登島地域交流プロジェクト」として活動されている能登島交通
の方たちと合流して、多田さんのお話を聞きました。
地域おこしには「やる気」「バカもの」が必要である、80歳でも
90歳でもプラス思考が必要である、素早く動けるようなスピード
ある団体が必要である(NPO法人を作ると議決などで時間が
かかってしまう)、などなど、里山を盛り上げて活性化させる
にはどうしたらいいのか皆さんと議論を交えながら、多田さんの
お話を聞きました。
そして、囲炉裏のあるお部屋で夕食で~す。
お箸は手作りで、サルトリイバラを加工したものだそうです。
サルトリイバラは「猿捕茨」と書き、猿もひっかかってしまうほど
のイバラがついてるそうです。箸に使われている茎はとても
硬くて、緑色をしています。
輪島塗の食器が使われており、食材は地元でとれたものを
使ってるそうです。写真の他にも料理が運ばれ、キジ(雉)の
焼き鳥などもいただきました。
「春蘭の里実行委員会」の会長の中本さんも来てくださって、
皆さんで里山のお話をしながら有意義で楽しい時間を過ごし
ました。夕食もお酒もとてもおいしかった~。
ごちそうさまでした~。
提灯があるとのことで、夜道を散歩しました~。
↓こんな感じで~す。わかりづらいかな。
↓ハイ、フラッシュで撮影。雪が降っててイイ感じでした~。
近くになんと「白山神社」が!なんというご縁でしょう。
白山神社とは、白山の神をまつっている神社で、全国に2700
ぐらいあります。白山比咩神社が総本社です。
翌日、私たちは「宮地交流宿泊所こぶし」の見学に行きました。
こぶしは、廃校となった小学校を利用した宿泊施設です。
全部で10部屋あって、オーナー制をとっています。
1部屋の大きさは小学校の教室の半分くらいだそうです。
↓ちょっと気になったので撮影(こぶしにて)
次に体育館に移動~。
↓わらじを履いて体育館の中へ
教科書など本でしか見たことがないような農機具がいっぱい!
多田さんから農機具の使い方を説明していただきました。
体育館の奥には大きな大きなキリコたちが!
↓こういう傘もありました~
今ではすっかり担ぎ手がいなくなってしまいました。
去年、久しぶりにキリコ祭りが復活したそうですが、木滑の
あさんがえし同様、これからも毎年続くように頑張ってもらいたい
です。
そして、私たちは次の目的地へ!
↓天気が変わって見事な青空に!
行ってきました!能登!
石川県 能登には、
たくさんの素敵な里山があります。
我々プロジェクトは
以前から行きたかった
能登の里山を巡る旅に出たのでした
降り立ったのは輪島市の三井。
能登有料道路を降りて
すぐに見えたのが“三井の里”です。
とても存在感のある、
暖かそうな茅葺き屋根が見えてきました。
雪が降る中、中に入ると。
素敵な囲炉裏が待っていました!
こちらは、築150年ほどの昔のお家を
移築したものだそうです。
戦後からは、どんどんとなくなっていく茅葺きのお家。
その、昔ながらの日本の家屋の保存に
取り組んでしていらっしゃる
山浦さんのお話を伺うことができました。
囲炉裏を囲んで
おいしい田舎料理を食べながらの座談。
あっという間に温かい時間は過ぎてしまいます。
ゆっくりまったりしていたら!
約束の時間が
そうなのです。
本日、私達が向かう先は、
“まるやま組”
(素敵な文章で綴られるブログはこちら)
雪道を、ここか、ここかと
迷いつつ、たどり着きました!
奥に見えるは、小高いまるい丘。
その“まるやま”にビオトープを作り、
様々ないきものを観察したり、
地域の文化を大切にした活動を行っている、
それが“まるやま組”です。
まるやま組の活動の中心である、
ハギノアトリエが見えてきました。
とても、素敵なおうち!
お出迎えしてくれたのは、
猫のポンちゃん。
私たちを招きいれ、
彼女は雪の降り続く森の奥へ
サッソウと遊びに行ってしまいました。
お話してくださったのは
萩野紀一郎さん。
萩野さんは建築家でいらっしゃいます。
このお家が素敵な理由がこれでわかりましたね。
周りに広がる自然の移り変わりを、
いつも目にする事ができるお部屋。
東京とアメリカで暮らしてきた萩野さん。
ここ輪島に拠点を置こうと決断してから
6年が経つそうです。
雑木林だったこの場所。
木を伐るところから始められて
今はこんな素敵な場所に。
里山の活動に関心のある人や、
伝統文化を受け継ごうという
たくさんの人々が集まる
ハギノアトリエという、この美しい空間。
奥様のデザインされるものたち、
この場所で産みだれるものは、
とてもイキイキしていました。
色んな土地で生きてきた人の目を通して、
一つの場所が見直される時、
長く続いてきた伝統が、
今現在を新たな形で、本当にイキイキと生きて、
次世代に紡がれていく。
それが本当の伝統なのだなと感じました
輪島に生まれたわけでも、輪島に育ったわけでもない
ご夫婦が、中心となって
“まるやま組”では、様々な活動が行われています。
里山の活性には、“ヨソモノ”が必要と、よく言われています。
外からの目を持って、
新たな空気が送り込まれる時、
その伝統の火は燃え続く。
多くの土地への通路をお持ちの
萩野さんご夫婦だからこそ、
様々な場所へ発信できる、
そして、様々な土地の人を繋ぐ力を
お持ちのように見えました
私たちも、幸運なことながら、
その里山に必要な要素であるといわれる
バカモノ、ワカモノ、ヨソモノがそろっています
頑張ろう。
頑張りたい、と、とても励まされた出逢いになりました。
そして。
あっという間に、
さようなら、という時間に。
猫が大好きな私は、いい歳しながら
ずっとポンチャンが森から戻らないことを嘆いておりました
と、そこに、
「あげる」
と一言。
差し出されたのは
一枚の写真。
写っていたのは、ポンチャンです。
小学校にあがられた萩野さんのおじょうさんが
そんな私を見かねて、
プレゼントしてくれたのでした。
あったか。
心がとても、あったかになりました。
ツキちゃん、本当にありがとう
雪がシンシンと降り続く中ですが、
とても温かく、優しくはしりだしたこの旅行。
まだまだ旅は始まったばかりです。
石川県 能登には、
たくさんの素敵な里山があります。
我々プロジェクトは
以前から行きたかった
能登の里山を巡る旅に出たのでした
降り立ったのは輪島市の三井。
能登有料道路を降りて
すぐに見えたのが“三井の里”です。
とても存在感のある、
暖かそうな茅葺き屋根が見えてきました。
雪が降る中、中に入ると。
素敵な囲炉裏が待っていました!
こちらは、築150年ほどの昔のお家を
移築したものだそうです。
戦後からは、どんどんとなくなっていく茅葺きのお家。
その、昔ながらの日本の家屋の保存に
取り組んでしていらっしゃる
山浦さんのお話を伺うことができました。
囲炉裏を囲んで
おいしい田舎料理を食べながらの座談。
あっという間に温かい時間は過ぎてしまいます。
ゆっくりまったりしていたら!
約束の時間が
そうなのです。
本日、私達が向かう先は、
“まるやま組”
(素敵な文章で綴られるブログはこちら)
雪道を、ここか、ここかと
迷いつつ、たどり着きました!
奥に見えるは、小高いまるい丘。
その“まるやま”にビオトープを作り、
様々ないきものを観察したり、
地域の文化を大切にした活動を行っている、
それが“まるやま組”です。
まるやま組の活動の中心である、
ハギノアトリエが見えてきました。
とても、素敵なおうち!
お出迎えしてくれたのは、
猫のポンちゃん。
私たちを招きいれ、
彼女は雪の降り続く森の奥へ
サッソウと遊びに行ってしまいました。
お話してくださったのは
萩野紀一郎さん。
萩野さんは建築家でいらっしゃいます。
このお家が素敵な理由がこれでわかりましたね。
周りに広がる自然の移り変わりを、
いつも目にする事ができるお部屋。
東京とアメリカで暮らしてきた萩野さん。
ここ輪島に拠点を置こうと決断してから
6年が経つそうです。
雑木林だったこの場所。
木を伐るところから始められて
今はこんな素敵な場所に。
里山の活動に関心のある人や、
伝統文化を受け継ごうという
たくさんの人々が集まる
ハギノアトリエという、この美しい空間。
奥様のデザインされるものたち、
この場所で産みだれるものは、
とてもイキイキしていました。
色んな土地で生きてきた人の目を通して、
一つの場所が見直される時、
長く続いてきた伝統が、
今現在を新たな形で、本当にイキイキと生きて、
次世代に紡がれていく。
それが本当の伝統なのだなと感じました
輪島に生まれたわけでも、輪島に育ったわけでもない
ご夫婦が、中心となって
“まるやま組”では、様々な活動が行われています。
里山の活性には、“ヨソモノ”が必要と、よく言われています。
外からの目を持って、
新たな空気が送り込まれる時、
その伝統の火は燃え続く。
多くの土地への通路をお持ちの
萩野さんご夫婦だからこそ、
様々な場所へ発信できる、
そして、様々な土地の人を繋ぐ力を
お持ちのように見えました
私たちも、幸運なことながら、
その里山に必要な要素であるといわれる
バカモノ、ワカモノ、ヨソモノがそろっています
頑張ろう。
頑張りたい、と、とても励まされた出逢いになりました。
そして。
あっという間に、
さようなら、という時間に。
猫が大好きな私は、いい歳しながら
ずっとポンチャンが森から戻らないことを嘆いておりました
と、そこに、
「あげる」
と一言。
差し出されたのは
一枚の写真。
写っていたのは、ポンチャンです。
小学校にあがられた萩野さんのおじょうさんが
そんな私を見かねて、
プレゼントしてくれたのでした。
あったか。
心がとても、あったかになりました。
ツキちゃん、本当にありがとう
雪がシンシンと降り続く中ですが、
とても温かく、優しくはしりだしたこの旅行。
まだまだ旅は始まったばかりです。
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