山笑いー木滑な時間ー
2010年11月26日 金曜日人々comments (0)
きなっし
石川県には、

「きまっし」

という言葉があります。
方言で、 “おいで” という意味です。

それと似た言葉で、

「きなっし」

というものがあります。

木滑においてうまれた、造語です。
私達が配っている広報紙の名前なのです。



そのきなっしを片手に、
一軒一軒のお家をまわっています。

なるべく雨の日に雨

雨が降っていれば、畑に出ている人は少なく、
みなさんにお会いできる確率が高いのです!星

木滑の家々の玄関は二重になっていて、
最初の玄関の扉を開けると、
表札などがかかっている玄関がでてきます。

そして、その扉を開けて、
「こんにちわ~四葉
と、大きな声をかけます。

「ご苦労さんです。」
そう、声を掛け合って話は始まります。



私達が、木滑でどんな活動をしているか、
誰にインタビューして、どんなお話をきいたか、
次にどんな行事が待ち受けているのか。

きなっしは、
そういう事をお伝えする、
私達としては、みなさんへの
お便りのようなものです。



ですが。

「きなっし」
という、お手紙の名前に関しては、
みなさんに意図が伝わってない模様曇り

そうなんです。
私達も、実はその響きの良さで決めたのですが、
思いとしては、

“木滑に来てほしい”

という思いを込めた「きなっし」であったり、

木滑の新聞うし

という意味合いもあるかな、
と思ったりしています。

中には、配った次の日の朝一番に、
上木滑の区長さんの家に電話をかけてきてくれた人もいました。

「で、“きなっし”ってどういう意味なんや?」

気になって、気になって、
仕方なかったんでしょうね。
本当に、モヤモヤさせて申し訳ありませんでした。
でも、そんなに気にしていただけるなんて、
とてもありがたいことです。

こないだの読んだよ、と声をかけてくださると、
とても嬉しくなります。

どんどん色々なことをして、
みなさんにお便りをだせると嬉しいなと思っています。



私達にも、いつか、
お便りが届くといいなぁ~花


2010年11月25日 木曜日人々comments (0)
神子原訪問
初ブログ書きます、しゅです。よろしくお願いします。

先日、神子原米で有名な羽咋市の神子原(みこはら)地区に行ってきました。
今回訪問した目的は、このお方!!!



今月27日の座談会にて講演していただく羽咋市役所農林水産課の高野誠鮮さんです。
少子高齢化過疎地で神子原米をブランド化し、1俵(60kg)14,000円だった米を、な、な、なんと42,000円の3倍!?UP上させた火付け人です。そこに辿り着くまで沢山の失敗をして、苦労してこられました。「まず補助輪を外そう。何度も何度も転んでケガだらけになるけど、どうにかして本来の感覚を掴めばどこまででも突き進める。」
神子原直売所の外のテントでほんの少しの時間しかお話しできませんでしたが、1つ1つのお話に圧倒され、唖然とし、本当に開いた口が塞がらないほどものすごい衝撃でした。
今まで自分が抱いていた役所の仕事に対するイメージが覆されました。このような人が羽咋市役所にいるなんて羽咋市の人は羨ましいです。

その直売所の近くにある秘境カフェ、その名も…



この地区の公民館的存在である、神音(かのん)です。(ブログ→http://kohukohu.seesaa.net/)
携帯電話がつながらないため、地域のネットワークがいやでもアナログ的につながってしまう状況です。
相手の顔が見えるコミュニケーション。目に見えないものに価値観を見いだし、ブランド化していくことが大切です。

なんだかざわざわしています。



写真の左上に見える、ぶら下がっているものわかりますか?
現代の住宅ではほとんど見られなくなった、囲炉裏の自在鉤と呼ばれるものです。机の下には小さな火が灯っていました。まだまだ現役ですダッシュ
この頑固で美しいフォルムにゾクゾクっときて、にやけながらしばらく見とれてしまいました。
他にも薪ストーブや作家さんの1つ1つ手作りの雑貨など、暖かくてワクワクするようなものがいっぱいあります。

そして何よりも素敵なのは店長の笑顔。唯一無二な人柄。丁寧で心温まる接客、というよりも会話。お店の空気感がそうさせるのでしょう。
忘れていけないのは、お料理。カレーは1日限定20食。
これが、、、んまかった。素材の味がしっかりしていて、頭で食べている感覚。というのは、今でも味がくっきりと記憶に残っている感じ。ありがたくゆっくりいただきました。
写真では100あるうちの1も伝わらないと思うので、実際に足を運んでみて五感で感じてみてください。ぼくは本当に神様っぽい声が聞こえました。ランチ時は予約必須です。その前にお店まで辿り着けるかどうか…汗



MIKOHARA…だいぶあついです。
YAKEDO…します。
KIWO…つけないと、
YAKEDO…します。


2010年11月17日 水曜日人々comments (0)
★☆いつも感謝☆★
あったかい美味しいウド茶お茶を、

釜の上に植えた
今は無きフキタチの苗四葉を、

採れたて新鮮な野菜りんごを、くれる人がいます。


いつも私たちを気にかけて、
いろんなお話やアドバイスをしてくださる。

よざぇもんのおじいちゃん、おばあちゃん。

〝よざぇもん″とは、屋号。
同じ姓が多いため、初代の名前を呼んでいた
のが始まりらしく、現在でもその呼び方が続いています。

本名は谷端さん。

このおじいちゃんとおばあちゃん、
めちゃめちゃ元気なのです!!

上木滑のウドのほとんどを2人が世話をしているし、
大きい畑には野菜が綺麗に並んで育っているし、
グラウンドゴルフもするし、
あさんがえしの踊りも上手だし!!

そして、いつも一緒で仲良しなんですハート
すごい!



yuccaサン  よざぇもんばぁチャン  とっりょ(田村)ばぁチャン

この日も、
おばあちゃんを訪ねていくと


後ろからおじいちゃんがやってきました!




『 ウド小屋作りのお昼ご飯に、大根の漬物をつけるげん 』

と、話したら

『 うちの大根もっていけや! 』

と、畑に大根を採りにいってくれて



こんなにも持ってきてくださいましたりんごりんご


おばあちゃんが、

『 これ、食べてみんかぁ~ 』



と、漬けてあった漬物を出してくれました!!

美味しかったなぁ~星星

そのうえ、
酢漬けの作り方も教えてくれて。

でも、ホント何から何まですみません…汗


漬物をつけるのは初めてだったけど
おばあちゃんに教えてもらった酢漬けは、
大好評でみんなに褒められましたチョキlove



いつも大変にお世話になっている
よざぇもんのおじいちゃん、おばあちゃん。

いつか恩返しができるまで
気長に、元気で待っとってね花花