山笑いー木滑な時間ー
2011年01月09日 日曜日これまでのイベントcomments (0)
イタリアンお料理教室 Vol.2☆
清美先生による、
木滑の素材を使った
イタリアン教室の第二回目が開かれました!!



目の前に並べられるは、
近江町市場から来た
新鮮な魚介たち!!







海老に、鯛に、イカに!!
そして!



ムール貝!!
イタリアーンですね。
この麗しい海の幸たちを使って
作る今回のメニューは

ブイヤベース四葉
で、あります。

まずは下ごしらえ。
男性陣が素晴らしい!
あまり良い調理器具が揃わない、
我らが事務所にて、
とても頼もしい仕事をしてくれております!
今日の仕事は、調理!!



さすが内田さんです。
新年のカウントダウンイベントでも、
私達に、極上のまかないを作ってくださいました。
素晴らしきメンバーであります!!
いつもいつもありがとうございます!!!
ちなみに、本職は
音響屋さんですからね!
皆様、お忘れなくパー



女性陣も、頑張っています!



みんなでワイワイと雑談しつつのお料理教室。



どんどんブイヤベースができあがってきました!
なんとも良い香り!!



このイタリアン料理教室ですが。
来たる2月のイベント
冬山 里山祭り 「山笑い」で開く
農家イタリアンレストランの
メニュー考案のお料理教室なのです!!

この日は、ピザ生地つくりから!
木滑でとれたお米、「ゆめみずほ」を
練り込んだ生地にチャレンジしているのです!!



強力粉に、イースト菌とはちみつを入れ、
水にイースト菌を溶かしながら
生地を作っていきます。
お塩を足して、どんどん練っていきます!

そこに、炊いたお米を混ぜこんで
練り、生地を作ります。



丸めて、10分寝かします。
これをベンチタイム!と呼ぶそう。

そして、色々な材料をトッピングして
出来上がりました!!!



特製お米ピザ!!!



今回も、こんなにたくさんのお料理が並びました!
ここからは、私達の新年会に突入です!
どれもこれも、全部おいしい音符
みなさん、このイタリアンメニュー
是非2月11日~13日に、食べにきてくださいね!
大満足のものたちばかりです!カクテル

食後のデザートには。
これも、木滑のお米を使った
ライスプディング星



これも、清美先生 特製の一品で
とてもおいしいのです!!!パンチ
私達も大好きで、あっという間に
なくなってしまいました。

みんなで一から作ったお料理は
本当においしかったです!
全て自信作ですので、
是非、2月のイベント「山笑い」で
みなさんも食べてみてくださいね音符



2010年12月21日 火曜日これまでのイベントcomments (0)
廃油キャンドル作り!
金沢市の戸室にある、エコライフくらぶさんを訪ねました。



こちら、エコライフくらぶさん(ホームページはコチラ)では、
様々なリサイクル活動を行っています!四葉

今日は、廃油を使ってのキャンドルの作り方を
青海万里子さんに教えていただきました!チューリップ



まずは、キャンドルの芯を作ります。
用意するものはコチラ!



・紙ひも
・針金
・油
・タコ糸
・アルミ缶

まずは、アルミ缶をあらかじめ3cm角ほどに切って、
桐で真ん中に穴を開けておきます。



紙ひもは薄い紙を撚ってできているため、
その撚りを広げると薄い紙になります。

針金と、油を染み込ませたタコ糸を
その紙の上にのせ、巻いていきます!



そして、用意しておいたアルミに通し、
まっすぐ立つように、アルミの端を曲げれば芯の完成!



次は、キャンドル本体!
用意するのは

・空き瓶
・使用済みの油
・凝固材
・はぎれ等、いらない布

まずは、廃油を温めて、
凝固材を溶かし込みます。

ジャムなどの空き瓶に、廃油を流し込み、
その中に、先ほど作った芯を入れます。
温度が下がれば固まるので、
持ち運びもオッケー!



空き瓶に、はぎれなど、かわいい布を貼れば、
オリジナルのかわいいエコキャンドルの出来上がり!!

色も様々なため、灯りがとっても綺麗です!
エコライフくらぶの、椿下さん曰く、
原色に近い、濃い色の布を貼ったほうが
光が綺麗だそう!

廃油に、アロマオイルを数滴入れれば、
香りもとても良くなります花

家庭で出る余った油が、
キャンドルに大変身!音符

エコライフくらぶの方々がたくさん用意してくださり、
合計200個ほどのキャンドルが完成しました!!
本当にありがとうございます!!



実は、私達。
このキャンドルを使った
イベントを用意しているのです!!ダッシュ

このキャンドル達を使って、
年越しの際、木滑神社に
灯りの参道
を作ろうと思っています!!ダッシュダッシュ

31日夜11時頃から、
木滑神社横の木滑公民館
振舞い酒や、お料理などを用意していますので、
みなさん、年越しは是非、木滑神社に足をお運び下さい!音符

(木滑神社の地図はコチラ

木滑にて、みんなで一緒に
お酒を飲みながらカウントダウンをしませんか?
雪の降る里山での年越しも、きっと素敵だと思います音符

キャンドルの、灯りの参道がある限り、
公民館でお待ちしていますので、
どなたでも、お立ち寄りくださいね!
お待ちしております!!チューリップ




2010年12月11日 土曜日これまでのイベントcomments (0)
木滑 ものつくり ものかたり
木滑も、もうすっかり冬景色雪



寒くなり、外での仕事も一段落してきました。


そこで。

里山の、冬の手仕事を学ぶべく、この

「木滑 ものつくり ものかたり」

の会を開かせていただきました。

寒いのにも関わらず、
約30名の方々が集まってくださいました!花

まずは、ものつくりから。

本日の先生、
山口さんと、よざえもんのおばあちゃんです花



いつもいつも、色んなことを教えてくれる
このお二方。
ありがとうございます!花花


今日は、

布ぞうり



と、カゴ



を習います!

二つのグループに分かれ、
それぞれの先生に作りかたを習います。



まずは、布ぞうり。
布を引き裂いて、三つ編みにして鼻緒の部分を作ります。



両足の指に、紐をかけて、
布をどんどんと織っていきます。





みんな真剣!



続いてカゴ編みチーム!四葉



真剣にカゴを編んでいます!



これらの作業は、昔は冬の間に
家の手伝いとして、していたそうです。
昔は、ぞうりの材料はワラ。
ワラを冬の間に編んでおいて、
一年使ったそうです。



カゴは、今回は紙テープを使いましたが、
いつもはビニール紐でカゴを編み、
山菜を採りに行くときに使うそうです。

時間はあっという間に過ぎてしまい、
まだ作業は途中汗汗
続きは家での宿題!パンチ

里山の手仕事を習うことができた
貴重な時間でした!花

そして、お待ち兼ねの
本田和さんによる かたりです。



辺りは雨。
暗い、静かな部屋の中、

「祇園精舎の鐘の声~」

和さんの声が響き渡ります。



ゾゾゾっとしました。
雰囲気が一転したからです。

この木滑の土地に受け継がれる、仏御前のお話。

木滑という場所、そしてその土地が受け継ぐ物語に、
和さんの世界が合わさって、
とても雄大な時間、空間が生まれた瞬間でした。


仏御前が、遠い昔の平安時代、
私達が今日集う、まさにこの場所に存在した!
というロマンを感じます。

木滑の人々の心の中に生き続ける仏御前。
この先もずっと人の心に住まわせ続けたいものです月


後半は、
そういった昔からのお話を受け継ごう、ということで、
「木滑ものかたり」と題し、
3つの輪に分かれて、この木滑の昔のお話を伺いました。



「昔はみぃんな村全体が家族のようなもんやったよ」
大正10年生まれで、今年で90歳になる、
ヒナのおばあちゃんは言います。



昔は、みんなでお金をためて、
一軒一軒のおうちを、村の人たちで順番に建てたそうです。
裏の高倉山から木を伐りだし、
てぞりで山から滑らせて木を村まで運んだのだとか!!
昔の人々はタフですねダッシュ

そして、みんなで‘ぢがち’という、
土地を固める作業を行い、家を建てたそうです。

私にとっては、今でも木滑のみんなは
町全体で家族のようだと思うのですが、
昔は、今よりももっと親密な関係だったのですね。



竹内先生には、炭焼きのお話を伺いました。
先生のお父様が、木滑では最後の炭焼き職人さんだったそうです。

昔は、山へ炭を作りに多くの人が入っていたそうです。
ナラの木を、まだ細い時に伐り、
炭にしていたらしいのですが、
最近では、そのナラの木を誰も伐らないために
大きくなりすぎて、病気になったりしているそうです汗


炭焼きをする人間もいなくなり、
山に人が入らなくなることで、
動物たちの領域が人間の住む場所まで広がりましたきつね

昔はうまく共存できていたものが、
今では、お互いが生きるために、闘わざるを得ません。
昔の生活は、みんなが全体で、
上手なバランスをとっていたのだな、と感じました。

話は尽きません!!
まだまだ聞きたいことがいっぱいあったのですが、
この続きはまた次回いぬ

本当に色々なお話を伺うことができて、
とっても楽しい時間でした音符
みなさま、ありがとうございました!!チューリップ

最後に。
ヒナのおばあちゃんは言いました。

「今は、みぃんな鶴来や、町の方に出てってしまって、
寂しいもんや」

木滑に、また多くの子供達が遊ぶ景色が戻ればいいな、
そう思いました。
もう一度、あらゆる世代が集い、
町全体で、一つの家族であるような木滑の景色が戻れば。

そして、昔ながらの知恵を、
ちゃんと次の世代に繋いでいきながら、
みんなが笑顔で楽しい生活を送ることができる、
そんな木滑を目指して、頑張ろうと思いました!!