高倉山の中腹にて、木の伐り出しです。
実は昨年もこの場所に来ました(その時の日記はこちら)。
しかし、今回は目的が違います!
今回の参加者は皆薪ストーブユーザーなのです。
薪はホームセンターなどで売っていますが、結構いい値段がします。
彼らにとっては山には地権者の問題などがあるため、こういう機会でもないと山に入れません。
なので、今回のような機会はとても貴重であり、とても感謝していました。
まさにご縁ですね
参加者の一人は、まだ一度も薪を買ったことがなく、山などでチェーンソーの音を聞くと、もしや…と、耳を頼りに近づいていき、捨てられる木をもらったりしてるみたいです。
上木滑区長の田島さんがチェーンソーで奮闘中です。
見ている限りではかなりの重労働
今ではチェーンソーがありますが、昔はこれを斧で切っていたんですね。
こいつを…
メキっと。
倒れた木の枝をさらにチェーンソーや鉈(なた)でカットしていきます。
まるでマグロの解体ショーのようです。
BEFORE
AFTER
これらの枝を集めて運ぶのにも、ロープで引っ張ったりと一苦労
昨年の伐り出しもあり、こんなにすっきりしました
光が入ることによってまたここから色々な植物の新しい芽が出てきます
お昼休憩で少し上に登ると雪崩によってごっそり草木がなくなっているところがありました。
そこから見た吉野谷の風景です。
黄砂で少しくすんでいますが、開けていてとても気持ち良いです
午後からは違う作業のため山を下ります。
途中で…
おややっ!?
長い間空き家だった家が今年の雪の重みでこんな無残な姿に
自然の脅威を感じます。
ここも昨年来ましたね(その時の日記はこちら)。
その伐った竹をさらに切ります。
いったい何に使うのでしょうか???
直にわかるのでそれまでのお楽しみにしときますね
実は昨年もこの場所に来ました(その時の日記はこちら)。
しかし、今回は目的が違います!
今回の参加者は皆薪ストーブユーザーなのです。
薪はホームセンターなどで売っていますが、結構いい値段がします。
彼らにとっては山には地権者の問題などがあるため、こういう機会でもないと山に入れません。
なので、今回のような機会はとても貴重であり、とても感謝していました。
まさにご縁ですね
参加者の一人は、まだ一度も薪を買ったことがなく、山などでチェーンソーの音を聞くと、もしや…と、耳を頼りに近づいていき、捨てられる木をもらったりしてるみたいです。
上木滑区長の田島さんがチェーンソーで奮闘中です。
見ている限りではかなりの重労働
今ではチェーンソーがありますが、昔はこれを斧で切っていたんですね。
こいつを…
メキっと。
倒れた木の枝をさらにチェーンソーや鉈(なた)でカットしていきます。
まるでマグロの解体ショーのようです。
BEFORE
AFTER
これらの枝を集めて運ぶのにも、ロープで引っ張ったりと一苦労
昨年の伐り出しもあり、こんなにすっきりしました
光が入ることによってまたここから色々な植物の新しい芽が出てきます
お昼休憩で少し上に登ると雪崩によってごっそり草木がなくなっているところがありました。
そこから見た吉野谷の風景です。
黄砂で少しくすんでいますが、開けていてとても気持ち良いです
午後からは違う作業のため山を下ります。
途中で…
おややっ!?
長い間空き家だった家が今年の雪の重みでこんな無残な姿に
自然の脅威を感じます。
ここも昨年来ましたね(その時の日記はこちら)。
その伐った竹をさらに切ります。
いったい何に使うのでしょうか???
直にわかるのでそれまでのお楽しみにしときますね
金沢大学の「角間の里」にて「里山ビジネス懇談会」が開かれました。
(先日おじゃましたときの日記はこちら)
地域連携コーディネーターの宇野さんの司会の下、中村教授からの挨拶と里山ビジネスとは何ぞやという説明がされました。
「里山ビジネス」とは。
簡単に言えば、里山をフィールドにした生業のことであります。
現代では生活様式が昔と比べて大きく変わってしまい、里山で収入を得て生活し、家族を持つことが非常に難しくなっています。
様々な取り組みから見えてくる新しい可能性を探り、里山に生きる人々の生活を守り、若い世代の人間が移り住める場を作っていこうというのが、この会の発端です。
まずは、国産の榊(さかき)に需要を見出し、能登に自生するそれを販売する「有限会社 花座」の記州秀幸さん。
。
今は中国産のものに押されているそうです。
販売のシナリオ構想をしっかり描けば、うまく売れそうな気がしました。
2番手は、志賀町で地産地消をモットーに農家レストランを営む「むろたに」さん。
室谷さんのお弟子さんの小谷内貴子さんが講演してくださいました。
室谷さんの料理教室は色々なところで好評で、なんと年間100回以上も行っています。
とてもパワフルです
この日は帰りに人気のお赤飯をいただきました。
うまし
今度レストランに食べに行かねば
3番手は、能登のお米を生産者が直売することによってPRする「金大里山里海アクティビティ」の水口亜紀さん。
「一合100円量り売り」を月1回のペースでスーパーの店頭で行っています。
試食的な感覚でお米を購入できます。
全種類買って、比較できるわけです。
美味しくて気に入れば、次はkg単位で買えますから、消費者心理をうまく捉えた良い作戦ですね。
お米の世界では今までにないやり方です
4番手は、我々、「木滑 里山保全プロジェクト」の発表です。
どのようにビジネスにつなげていくか、試行錯誤の毎日です。
今後も木滑の魅力を発信するなかで、うまくそれにつなげていきたいです。
5番手は、バイオマスアドバイザーの吉村誠さん。
バイオマスとは生物資源のことで、そこから効率良くエネルギーを得ようと全世界で研究が進んでいます。
取り組みの中で感心したのは、
牛 → 牛糞(廃棄物)→ 堆肥 → 牧草 → 牛
という循環。
なんとも美しい
そして最後は、羽咋市農林水産課の高野誠鮮さん。
昨年の木滑にて第1回座談会でも講演いただきました。
高野さんの講演を聞くのはこれで二回目でしたが、今回もやはり新鮮で、非常に刺激的でした。
今回聞いていた多くの方々が感動されていました。
今回が第1回目でしたが、今後も続けていき、ネットワークを拡げ、里山の可能性をどんどん引き出していきたいです
金沢大学の「角間の里」にて「里山ビジネス懇談会」が開かれました。
(先日おじゃましたときの日記はこちら)
地域連携コーディネーターの宇野さんの司会の下、中村教授からの挨拶と里山ビジネスとは何ぞやという説明がされました。
「里山ビジネス」とは。
簡単に言えば、里山をフィールドにした生業のことであります。
現代では生活様式が昔と比べて大きく変わってしまい、里山で収入を得て生活し、家族を持つことが非常に難しくなっています。
様々な取り組みから見えてくる新しい可能性を探り、里山に生きる人々の生活を守り、若い世代の人間が移り住める場を作っていこうというのが、この会の発端です。
まずは、国産の榊(さかき)に需要を見出し、能登に自生するそれを販売する「有限会社 花座」の記州秀幸さん。
。
今は中国産のものに押されているそうです。
販売のシナリオ構想をしっかり描けば、うまく売れそうな気がしました。
2番手は、志賀町で地産地消をモットーに農家レストランを営む「むろたに」さん。
室谷さんのお弟子さんの小谷内貴子さんが講演してくださいました。
室谷さんの料理教室は色々なところで好評で、なんと年間100回以上も行っています。
とてもパワフルです
この日は帰りに人気のお赤飯をいただきました。
うまし
今度レストランに食べに行かねば
3番手は、能登のお米を生産者が直売することによってPRする「金大里山里海アクティビティ」の水口亜紀さん。
「一合100円量り売り」を月1回のペースでスーパーの店頭で行っています。
試食的な感覚でお米を購入できます。
全種類買って、比較できるわけです。
美味しくて気に入れば、次はkg単位で買えますから、消費者心理をうまく捉えた良い作戦ですね。
お米の世界では今までにないやり方です
4番手は、我々、「木滑 里山保全プロジェクト」の発表です。
どのようにビジネスにつなげていくか、試行錯誤の毎日です。
今後も木滑の魅力を発信するなかで、うまくそれにつなげていきたいです。
5番手は、バイオマスアドバイザーの吉村誠さん。
バイオマスとは生物資源のことで、そこから効率良くエネルギーを得ようと全世界で研究が進んでいます。
取り組みの中で感心したのは、
牛 → 牛糞(廃棄物)→ 堆肥 → 牧草 → 牛
という循環。
なんとも美しい
そして最後は、羽咋市農林水産課の高野誠鮮さん。
昨年の木滑にて第1回座談会でも講演いただきました。
高野さんの講演を聞くのはこれで二回目でしたが、今回もやはり新鮮で、非常に刺激的でした。
今回聞いていた多くの方々が感動されていました。
今回が第1回目でしたが、今後も続けていき、ネットワークを拡げ、里山の可能性をどんどん引き出していきたいです
(先日おじゃましたときの日記はこちら)
地域連携コーディネーターの宇野さんの司会の下、中村教授からの挨拶と里山ビジネスとは何ぞやという説明がされました。
「里山ビジネス」とは。
簡単に言えば、里山をフィールドにした生業のことであります。
現代では生活様式が昔と比べて大きく変わってしまい、里山で収入を得て生活し、家族を持つことが非常に難しくなっています。
様々な取り組みから見えてくる新しい可能性を探り、里山に生きる人々の生活を守り、若い世代の人間が移り住める場を作っていこうというのが、この会の発端です。
まずは、国産の榊(さかき)に需要を見出し、能登に自生するそれを販売する「有限会社 花座」の記州秀幸さん。
。
今は中国産のものに押されているそうです。
販売のシナリオ構想をしっかり描けば、うまく売れそうな気がしました。
2番手は、志賀町で地産地消をモットーに農家レストランを営む「むろたに」さん。
室谷さんのお弟子さんの小谷内貴子さんが講演してくださいました。
室谷さんの料理教室は色々なところで好評で、なんと年間100回以上も行っています。
とてもパワフルです
この日は帰りに人気のお赤飯をいただきました。
うまし
今度レストランに食べに行かねば
3番手は、能登のお米を生産者が直売することによってPRする「金大里山里海アクティビティ」の水口亜紀さん。
「一合100円量り売り」を月1回のペースでスーパーの店頭で行っています。
試食的な感覚でお米を購入できます。
全種類買って、比較できるわけです。
美味しくて気に入れば、次はkg単位で買えますから、消費者心理をうまく捉えた良い作戦ですね。
お米の世界では今までにないやり方です
4番手は、我々、「木滑 里山保全プロジェクト」の発表です。
どのようにビジネスにつなげていくか、試行錯誤の毎日です。
今後も木滑の魅力を発信するなかで、うまくそれにつなげていきたいです。
5番手は、バイオマスアドバイザーの吉村誠さん。
バイオマスとは生物資源のことで、そこから効率良くエネルギーを得ようと全世界で研究が進んでいます。
取り組みの中で感心したのは、
牛 → 牛糞(廃棄物)→ 堆肥 → 牧草 → 牛
という循環。
なんとも美しい
そして最後は、羽咋市農林水産課の高野誠鮮さん。
昨年の木滑にて第1回座談会でも講演いただきました。
高野さんの講演を聞くのはこれで二回目でしたが、今回もやはり新鮮で、非常に刺激的でした。
今回聞いていた多くの方々が感動されていました。
今回が第1回目でしたが、今後も続けていき、ネットワークを拡げ、里山の可能性をどんどん引き出していきたいです
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