山笑いー木滑な時間ー
2012年03月20日 火曜日そのほかcomments (0)
かんじきウォーク 高倉山篇
行ってまいりました!!

高倉山!!!

高倉山とは、木滑の裏山で標高922mの山になります。


昔は、3月頃の雪がしまった時期を「ほおばしみ」と呼び、

比較的歩きやすいので、

この「ほおばしみ」の時期に高倉山に登っていたそう。


そこで、冬の高倉山はどんなだ!と登ってまいりました。



朝7時に集合!

この日は、朝から雨が降っており、

登れるかな??と心配していましたが、

ちょうど小雨になったため、決行いたしました!!パンチダッシュダッシュ



集落の方々にかんじきのはき方を習うところからです。

難しそうでしたが、案外簡単にはけるもの!

これで、雪の上を簡単に歩けるようになるなんて、

昔の方の知恵は、素晴らしい!



はい!準備完了!!



出発です!!



さすが。

スティックを使うのではなく、木の棒で!

なんでも、あるものを使う。基本です。



すでに、距離が離れております、、、。

さすが山のみなさんは、歩き方をわかってらっしゃる。

わたしたち素人は、足元をしっかりみて、

一歩一歩踏みしめながらのかんじきウォークですダッシュ




なんせ、横を見ると急な坂。

でも!雪の上を歩くのって、

とっても楽しい!!!

雨もあがり、霧が少しかかった、

なんともその雰囲気がとても心地よかったのです。



と、ここで見つけたのは木。

皮が剥がされています。

冬のこの時期、食べ物がなくなると、

鹿やサルは木の皮を食べるのだそう。



その証拠に!

ありました。動物の足跡。

これはカモシカの足跡です。



そして、横を見ると。

よ~~く見てください。

それらは、顔を出しています。



そして反対側の崖では。

牧野さん、ヒョイヒョイ崖を歩いています!!!

身軽!!!

獲得したのは



そう。春の山の恵み、ふきのとうです。


そんなこんなで、ワイワイ、山登り。



と、そこにまた現れたのは、足跡。

なんだか、わかりますか??

人間の手と似ていますね。

そう、サルの親子。



人間も、サルの親子が歩いた道と、同じ道を行きます。

いろーんな生き物が歩き、

食べ物を探し、生きている場所なのだと、改めて感じました。

もちろん、人間も含め。

里山には様々な生き物が生活し、

山の恵みを頂いています。



少し開けた場所に出ました!!

が!!!



かんじきの紐を強く締めなかった人間はこうなります。

はく時に、しっかりしめるのが肝心!

歩いているうちに、紐が強くしまり、

抜けないようになるのです。




段々、集落が小さくなってきました。



まだまだ、高倉山のぼりは続きます!!ダッシュダッシュ