山笑いー木滑な時間ー
2012年02月13日 月曜日ふうけいcomments (0)
雪降ろし!
ハイ。

今年も、降っています。



木滑神社。



が、ここまで埋もれています。

そんな木滑。



行われておりますのは、

雪おろし。


2月19日の冬山「里山祭」山笑いへ向けて、

集落のお父様がたが集まり、

交流センターの、屋根雪おろしが行われおります。

そして、下界に現れましたのは、



なんとも、心強いマシーン。



雪を、ビュンビュン飛ばします!!ダッシュ


しばし、それを見つめるお父様がた。



今回、会場となります交流センター前は、



すっかりこんな感じ。



そんな中、みんなでせっせか、せっせか、

雪をおろし続けます!




随分、綺麗になりました!



ので、人々も、下界に降ります。



といっても、ピョンと飛び降りられる感じです。

しかし、これは、あくまで、地面にたっている人たちです。

撮影は、二階からです。


そして、交流センターの、玄関前も。



ドアが埋もれていますので、



みなさんで、ここも、せっせか雪かき。

それを、機械がブーンと、飛ばしてくれます。




さらに!

出ました。更なる、助っ人。



さすが、運転します集落のお父さん。

悠々と、動かします。

まさに、神業。

これは、みなさんに一度見ていただきたいです。

ぜひとも。

本当に、神業です。

いっそのこと、ここから「山笑い」としてしまおうかしら、

と真剣に考えるくらい、見て頂きたい作業です。




こんなに雪に埋もれていた、交流センター!



人と、機械の力で、

地面が見えてきました!!!



素晴らしい!!

会場作りは、日々、着々と進んでおりますパンチダッシュ

みなさま、是非是非、

19日(日)は、木滑、山笑いに、

遊びにきてくださいね!!音符



2011年12月24日 土曜日ふうけいcomments (0)
冬の到来
また、この季節がやってきました。



北陸は大寒波が襲っています。

そう。

 冬 で、あります 雪

木滑は、一夜にして、すっかり雪に包まれてしまいました!

地域新聞「きなっし」を片手に歩きますが、




もう、すっかり積もっております。

長靴と貼るカイロが手放せません!!


寒いのは、大嫌いな私ですが、

木滑の風景は、美しい、としかいいようがありません。

寒いのに、なんだか温かい、里山の冬。

冬の始まりの、木滑の風景を、みなさまにご紹介。



青空が見えて、本当に、綺麗。

空気も、透き通って感じます。



高倉山のふもとの集落。

私は、この場所で生まれ育ったわけでもなく、

去年はじめてみなさんにお会いしました。

それなのに、一軒一軒みなさんに手渡しして、

挨拶をして、会話して、

お昼時にお好み焼きなんかももらったりして。

本当にこの環境を、幸せに思います。



仏御前の安産石へとつながる道。

まっすぐ行くと白山自然保護センターがあり、

右へ曲がると、木滑神社。



ここに、安産石が祀られています。

本殿の少し前にその石が祀られている小屋があるのですが、

去年も雪に、がっつり埋まってました・・。



雪をかぶった木々は、本当に美しい!!



もやのかかった山も。

そして、夕暮れを迎え、

またさらに気温は下がります。





山の一日は、どの季節も美しい!!

寒い中、一瞬一瞬かわりゆく風景を、

見逃してなるものか!と必死な心で、

ゆったり眺めておりました四葉



2011年10月27日 木曜日ふうけいcomments (0)
木滑のお米
みなさん、ハザを知っていますか?

お米を天日に干すときに使用されるもので、

石川県では、能登の方に行くとよく見かけます。



我々も、木滑の山に生えてた竹を伐り、

木を用意して、みんなで作りました!




ハザ。は、よくご存知の方も多い。

では、

「にゅう」

って知っていますか?



天日干しにした稲。

それを、はざから、降ろし、

束にして、丸い輪にして積みます。

私達は、交流センターの屋根のある場所に作ったのですが、

昔は、田んぼのまん中に作ったのだそう。



段々と積み上げて、高くします!



バランスよく積まねば、倒れます!

稲自身が呼吸をしているので、

熱くなるため、中央は空けておき、円錐のような形にします。

そして、適度な水分量になるのを、待つのです。



昔は、この地域にこの「にゅう」はなかったのを、

作業を一緒にしてくださった田島区長さんのお父様が、

他の地域でしているのを見て、真似をし、

この地域でも取り入れたそうです。



そんな風に、昔から文化は伝播していったのですね。

今では、コンバインで稲を刈り、

そのまま農協などの施設に運んで、

機械で全て適度な水分量まで調整し、乾燥させているそう。


田んぼの真ん中に「にゅう」を作っていた頃は、

空を見上げ、天候をよんで、

雨が降りそうなときには、みんなで必死に稲を移動させたそう!

大変だけど、自然を良く見て、

みんなで協力して、生活をしていたんですね。


農作業、日々の仕事を通して、

地域共同体を形成していく。

なんだか、当たり前なのに、現代は当たり前じゃなくなってしまったこと。

大切なことを、日々学びます。




「にゅう」を、集落内で久々に作ったところに、

とかげも、遊びにきました!♪