山笑いー木滑な時間ー
2012年05月11日 金曜日人々comments (0)
山笑い準備!
春の木滑です。



みなさんは、ゴールデンウィークを終えて、

田植えを終えたところも。



我々の苗も、順調に育っています!!

田島さん、いつも水あて、ありがとうございます!!!ダッシュ


そして、山笑いへ向けて、

集落の会議。



吉野谷ふれあい交流センターで、

いつもこんな風に、3集落の要人(!)が集まり、

会議をしておるのです。



たまには、真剣なまなざしも、

見せているのであります!!!

経過報告でありました。



2012年03月26日 月曜日人々comments (0)
じょかべ復活!!
木滑には伝統の踊りが二つ。

一つは、2010年の秋に約20年ぶりに復活。

木滑史上初、三区合同で、

かつては石積みの棚田が綺麗だった「釜の上」で、

おじいちゃん、おばあちゃん、子供も一緒に踊りました。



それが、「あさんがえし」

山笑いの際や、打ち上げなどでも踊っています。

そのあさんがえしが、元気の源なのですが。

もう一つ。

実は、眠っていた伝統の踊りがあったのです。

それが、「じょかべ」

それを、復活させよう!!!と、集まりました。



みんな、覚えてないので、四苦八苦です。

なんせ、ほんとにずっと踊られていなかったのだから。

おばあちゃんたちが、ぎりぎり覚えているくらい。



それを、あーでもない、こーでもないと

言いながら、昔の映像を見て思い出します。



そして、本日はスペシャルゲストを招いての

じょかべの復活でした。

それは、金沢で活躍するカタンナのみなさま!!花



こちらはリズムチーム。

カタンナはアフリカンダンスのチームなのですが、

昨年開いたはじめての山笑いの際に、

木滑で演奏、ダンスを披露してくださいました!!

その大地を感じる踊りとリズムに、木滑の人が感動!!

今回も、昔からの踊りの復活を是非

カタンナのみなさんに手伝っていただきたく、

声をかけさせていただきました星



唄ですが、

またこちらも唄いますのは、

下木滑の丹保さん。



85歳、現役です。

誰にも負けません!!!ダッシュ

というか、丹保さんしか、じょかべは唄えません汗

木滑のタカラです。



里山木滑の丹保さんと、アフリカンダンスのカタンナの

コラボで実現した今回の企画なのであります!!




そして、カタンナダンスチームも、素晴らしいダンスセンスで、

即刻じょかべマスター!!


しかし、今回の問題は。

じょかべは、とても踊りにくい踊りで、

みんな、つまらなかったり、わからなかったりで、

徐々に踊るのをやめてしまい、

過疎化や高齢化でさらに踊ることはなくなってしまった、

という歴史を持ちます。


なんとか、踊りやすくならないか?

そして、復活させ、みんなでもう一度踊れないか?

というのが、今回の目的。

カタンナのみなさんにご協力いただき、

リズムもわかりやすく、そして、踊りも少しサッパリさせての

復活となったのです!パンチ


いや、それにしても驚いたのは。

見てください。



これは、じょかべの歌詞。

楽譜を見てみますと。





???



よーく見てください。

その指示を。

神秘的に、かつ幽玄に。

!!!!

なんて、素敵な指示。

このじょかべの唄。どんな唄なのでしょう。

タイトルは、

目蓮尊者の地獄めぐり。

さすがっす。



カタンナの方が見入っているのは。

随分昔に書かれた、唄本です。



完全に読めません。

こんな風に、受け継がれる歴史、文化があるのです。

素敵ですね。

豊かです。

ワクワクします。


そして、この踊りの囃子。

たかーい声で、

「そーれそれー」

と言います。ひょーいひょーい、みたいに聞こえます。

私は、それがすごく、好きです。

また、踊りも一風変わっていて、

なんとも惹かれるものがあるのです。

みんな、時間をかけて、体に覚えこませます。



何周も何周もして。

ばあちゃんの動くを、よーく見て。

そして、自分の中に、イメージを持って。


この時期はちょうどお彼岸でした。

ご先祖様たちが、一緒に踊っていたかもしれません。

おお、おお、懐かしいの。

おい、それ、違うがいや。

きれが悪い!足が違う!

きっと、やんや言っていたに違いない。

でも、確実に喜んでくれていたに違いない。

そう思います。



みんなで、笑いながら、苦しみながら、

やんや言いながらの、じょかべの復活でした。



今度は、みなさんも、一緒に踊りましょうね。

輪になって、踊るのは、

いいですよ~~。




2011年04月26日 火曜日人々comments (0)
木村秋則自然栽培塾3回目 vol.2
二日目はJAはくいにて講義でした。

まずは福井県越前市からお越しのまるかわみそ(株)の河崎社長と木村先生の対談から始まりました。



テーマは「発酵」。
土も味噌も発酵が大事です。
腐敗してはいけないのです×

味噌は先日もyuccaさん、miuaちゃんが木滑じんざのお家で作ってきましたが(味噌作り日記はこちら)、味噌は大豆と麹(こうじ)が原料です。

その麹作りには「麹菌」すなわち「カビ」の力を借ります。
1.水分
2.温度
3.栄養
を調整してあげることで麹菌が活発に活動します。
またしても生き物のお手伝いですね四葉

次は外に出てチェーン除草に関しての講義。



な、ながっ!?

自然栽培では除草剤を撒きません!

田植えをして5日~1週間ほどすると苗が活着します。
その頃にこのチェーンを引くと雑草だけが抜けて浮いてくるのだそうです。
最初のこの作業が非常に大事なのだそうです。

苗の生育に合わせてチェーンの長さや太さを変えて何度も除草します。
実は大変そうに見えて結構楽なのだそうですチョキ

続いてトマトの作り方。



ところで、みなさん、トマトの原産地を知っていますか?

南米のアンデス高原が原産で、乾燥した場所を好みます。
あんなにみずみずしいのに汗
なので、苗を植える際は、畝(うね)をなるだけ高く(最低でも20cm)して、水はけを良くしてあげます。
高ければ高いほど良く、水やりも一切しなくていいみたいです太陽

そして植え方がとてもユニークなのです音符
縦ではなく、横に寝かせて植えるのです。
詳しく説明しづらいので、気になる方は「野菜だより 5月号」に詳しい内容が載っているみたいなので、見てみてください。