先週末はJAはくい、羽咋市主催の「木村秋則自然栽培塾」の第3回目に出席しました。
実は前回(2回目)はちょうど2月山笑いと日にちがかぶってしまい出席できませんでした
(第1回目の報告ブログはこちらvol.1 vol.2 vol.3 vol.4)
初日はJAはくい低温倉庫にて。
まず始めに、1回目の講義でもお話されていたお米の腐敗試験(報告ブログvol.2)。
比較したものは、
・慣行栽培(農薬、肥料あり)
・冬水田んぼ
・有機JAS
・無農薬無肥料
・岡山木村式1年目
・自然栽培3年以上
まだ一週間しか経っていなかったので見た目はほとんど変わりませんが、においは少し違いました。
自然栽培のものはすっぱいお酢のようなにおいで、発酵していました。
一方、冬水田んぼ、慣行、有機JASはすっぱいにおいの中に、あとの方まで鼻につく感じがしました。
しばらく嗅いでいると頭が痛くなりそうな臭いです。
もう少し日にちを置けば差が歴然としてくるでしょう。
次は、第2回目に作った培養土のチェック。
今年はやはりどこも雪が多く、寒かったので、バクテリアがあまり活動せず、なかなか培養土の温度が上がりません。
そこで、土に棒でグリグリ穴を開けて、またその上に被せるビニールにも少し穴を開けて、保温しつつ、空気を入れてやります。
どうして温度が上がらないのか。
バクテリアの活動が活発でない。
その活動を促進させるためにバクテリアに呼吸させる
空気を入れてあげる。
バクテリアが元気に生きるためのお手伝いをしてあげることが大事なのです。
次は外に出て、田起こしです。
昔から機械いじりの好きな木村先生。
トラクターのロータリーの爪を外します。
先程述べましたが、土に空気を入れるために荒く起こします。
そのため、市販のロータリーの爪の数では細かくなりすぎるみたいです。
しかも10~15cmと浅く起こして、根の力を最大限に引き出します。
トラクターの入れなかった隅の所は、スコップ、鍬で起こします。
木村先生が何度も口をすっぱくして言うのは、
「よく土が乾いてからでないと田起こししてはいけない」
ということです。
耕して乾かすのではなくて、乾いた土を耕す事が大事なのだそうです。
収量が全然違うみたいです。
これは乾土効果と呼ばれるもので、またもバクテリアの力を最大限に活用する方法です。
自然栽培は、自然の力をうまく利用する農法というよりも、生き物の生活のお手伝いをする農法と言った方が適しているような気がします。
実は前回(2回目)はちょうど2月山笑いと日にちがかぶってしまい出席できませんでした
(第1回目の報告ブログはこちらvol.1 vol.2 vol.3 vol.4)
初日はJAはくい低温倉庫にて。
まず始めに、1回目の講義でもお話されていたお米の腐敗試験(報告ブログvol.2)。
比較したものは、
・慣行栽培(農薬、肥料あり)
・冬水田んぼ
・有機JAS
・無農薬無肥料
・岡山木村式1年目
・自然栽培3年以上
まだ一週間しか経っていなかったので見た目はほとんど変わりませんが、においは少し違いました。
自然栽培のものはすっぱいお酢のようなにおいで、発酵していました。
一方、冬水田んぼ、慣行、有機JASはすっぱいにおいの中に、あとの方まで鼻につく感じがしました。
しばらく嗅いでいると頭が痛くなりそうな臭いです。
もう少し日にちを置けば差が歴然としてくるでしょう。
次は、第2回目に作った培養土のチェック。
今年はやはりどこも雪が多く、寒かったので、バクテリアがあまり活動せず、なかなか培養土の温度が上がりません。
そこで、土に棒でグリグリ穴を開けて、またその上に被せるビニールにも少し穴を開けて、保温しつつ、空気を入れてやります。
どうして温度が上がらないのか。
バクテリアの活動が活発でない。
その活動を促進させるためにバクテリアに呼吸させる
空気を入れてあげる。
バクテリアが元気に生きるためのお手伝いをしてあげることが大事なのです。
次は外に出て、田起こしです。
昔から機械いじりの好きな木村先生。
トラクターのロータリーの爪を外します。
先程述べましたが、土に空気を入れるために荒く起こします。
そのため、市販のロータリーの爪の数では細かくなりすぎるみたいです。
しかも10~15cmと浅く起こして、根の力を最大限に引き出します。
トラクターの入れなかった隅の所は、スコップ、鍬で起こします。
木村先生が何度も口をすっぱくして言うのは、
「よく土が乾いてからでないと田起こししてはいけない」
ということです。
耕して乾かすのではなくて、乾いた土を耕す事が大事なのだそうです。
収量が全然違うみたいです。
これは乾土効果と呼ばれるもので、またもバクテリアの力を最大限に活用する方法です。
自然栽培は、自然の力をうまく利用する農法というよりも、生き物の生活のお手伝いをする農法と言った方が適しているような気がします。
週末は、人夫の日でした。
人夫と書いて、「ニンプ」と呼びます。
地域の作業を、住民みんなで行う日です。
木滑にはまだまだ雪が残っています。
この日の朝7時は、木滑は0度!
寒い中、まずは裏山の高倉山へ!!
春を迎えて、雪が溶けたときには、
水路が、山からの土砂で埋まってしまっています。
まずは川の上流に向かい、
水路を綺麗にして、水がちゃんと流れるようにします。
川は、砂や石でいっぱい!
それを、スコップなどで掻きだし、、、
綺麗になりました!!
一つの作業を終え、林を下って、
他の作業場へ向かいます。
すると、、、、
向こうから、違う場所での
作業を終えたおじちゃんたちが!
色んな道具を担ぎながら、山を歩きます。
山での作業をする際は、
様々な道具が必要になります。
山に生きる人々は、強し。
来週行われる座談会のことなど雑談しつつ
山を降ります
そして、集落の奥にあるもう一本の川に着きました。
泥や、木の枝の山!!!
水も、随分濁っています。
スコップや、鍬でその山を崩し、水を流します
大きな枝など、川からあげる作業はとっても重労働
長い木が折れて、さすがにこれは
上に上げることはできないので、
チェーンソーで切ります!!
どろどろになりながら、必死に作業を進めます!!
鍬で、掻きだして、
枝を上にあげて、、、の繰り返し。
終わりが見えない状況が長かったものの!!
みんなで頑張りました!!
こんなにあった泥や枝の山が
すっかり綺麗に!!!
川の水も、とても綺麗に流れるようになりました。
大変な作業で、体もどろどろになったのですが、
心はなんとも晴れ晴れ!!!
久々にこんな達成感を味わうことができました。
みんなで力を合わせて、
地域を綺麗にする作業って、素晴らしいです。
そして、次に向かうのは釜の上。
すると、ばあちゃんたちがいました!
田んぼなどに水をひく水路にも
沢山の泥が詰まっています。
その泥を掻きあげる作業をしていました!!
人夫の作業は、一軒から一人が必ず参加し、
地域の清掃などの作業をします。
若者が少ない集落は、お年寄りがどうしても
力仕事をしなければいけません。
一人暮らしのおばあちゃんもいたりします。
それはとても大変な作業。
しかし、ばあちゃんは弱音は吐きません
ばあちゃんたち。本当に元気!!
大変や~、とは言いつつも、
いざ荷物持つよ、ばあちゃんら大変やね、大丈夫か、と言うと、
「なぁんも大丈夫や~~」と大きく笑います。
改めて。
里山に生きる人は強し、です。
そして、作業は終了!!!
みんなで集まり、こびりを貰って、
おやつの時間です
みなさん、ご苦労さんでした!!
作業を終え、春の日差しの下の集落の毎日は
水がさらさらと流れる音の中、
作物を育てる時期に突入致しました!
人夫と書いて、「ニンプ」と呼びます。
地域の作業を、住民みんなで行う日です。
木滑にはまだまだ雪が残っています。
この日の朝7時は、木滑は0度!
寒い中、まずは裏山の高倉山へ!!
春を迎えて、雪が溶けたときには、
水路が、山からの土砂で埋まってしまっています。
まずは川の上流に向かい、
水路を綺麗にして、水がちゃんと流れるようにします。
川は、砂や石でいっぱい!
それを、スコップなどで掻きだし、、、
綺麗になりました!!
一つの作業を終え、林を下って、
他の作業場へ向かいます。
すると、、、、
向こうから、違う場所での
作業を終えたおじちゃんたちが!
色んな道具を担ぎながら、山を歩きます。
山での作業をする際は、
様々な道具が必要になります。
山に生きる人々は、強し。
来週行われる座談会のことなど雑談しつつ
山を降ります
そして、集落の奥にあるもう一本の川に着きました。
泥や、木の枝の山!!!
水も、随分濁っています。
スコップや、鍬でその山を崩し、水を流します
大きな枝など、川からあげる作業はとっても重労働
長い木が折れて、さすがにこれは
上に上げることはできないので、
チェーンソーで切ります!!
どろどろになりながら、必死に作業を進めます!!
鍬で、掻きだして、
枝を上にあげて、、、の繰り返し。
終わりが見えない状況が長かったものの!!
みんなで頑張りました!!
こんなにあった泥や枝の山が
すっかり綺麗に!!!
川の水も、とても綺麗に流れるようになりました。
大変な作業で、体もどろどろになったのですが、
心はなんとも晴れ晴れ!!!
久々にこんな達成感を味わうことができました。
みんなで力を合わせて、
地域を綺麗にする作業って、素晴らしいです。
そして、次に向かうのは釜の上。
すると、ばあちゃんたちがいました!
田んぼなどに水をひく水路にも
沢山の泥が詰まっています。
その泥を掻きあげる作業をしていました!!
人夫の作業は、一軒から一人が必ず参加し、
地域の清掃などの作業をします。
若者が少ない集落は、お年寄りがどうしても
力仕事をしなければいけません。
一人暮らしのおばあちゃんもいたりします。
それはとても大変な作業。
しかし、ばあちゃんは弱音は吐きません
ばあちゃんたち。本当に元気!!
大変や~、とは言いつつも、
いざ荷物持つよ、ばあちゃんら大変やね、大丈夫か、と言うと、
「なぁんも大丈夫や~~」と大きく笑います。
改めて。
里山に生きる人は強し、です。
そして、作業は終了!!!
みんなで集まり、こびりを貰って、
おやつの時間です
みなさん、ご苦労さんでした!!
作業を終え、春の日差しの下の集落の毎日は
水がさらさらと流れる音の中、
作物を育てる時期に突入致しました!
最近、とても暖かい日が続き、
すっかり春!になりました。
大きく開いた、フキノトウ。
お母さんたちも、畑に出て、
みんなでお話しています
通りすぎた車にお友達が乗っていて、
おしゃべりしているのですが、、、、
ポーズが、
かっこいいです。
そして、冬はござ帽子をかぶり、マスクをしていた
丹保さんも、
暖かい陽射しの中、薄着になりました。
そして、
鳥の巣も、発見
屋根雪もなくなったので、
屋根の瓦を直したり、色を塗りなおす姿も。
木に積もった雪もすっかりなくなり、
青々しています。
そんな春を迎え、我々の活動も密かに
活発化しています。
暖かくなったものの、“釜の上”という高台には
まだまだたくさんの雪
そこを雪かきし、昨年作った窯の救出作業を行っています!
窯さん、無事かな??
雪かきはまだまだ続きます
窯の様子は、また後日!!
すっかり春!になりました。
大きく開いた、フキノトウ。
お母さんたちも、畑に出て、
みんなでお話しています
通りすぎた車にお友達が乗っていて、
おしゃべりしているのですが、、、、
ポーズが、
かっこいいです。
そして、冬はござ帽子をかぶり、マスクをしていた
丹保さんも、
暖かい陽射しの中、薄着になりました。
そして、
鳥の巣も、発見
屋根雪もなくなったので、
屋根の瓦を直したり、色を塗りなおす姿も。
木に積もった雪もすっかりなくなり、
青々しています。
そんな春を迎え、我々の活動も密かに
活発化しています。
暖かくなったものの、“釜の上”という高台には
まだまだたくさんの雪
そこを雪かきし、昨年作った窯の救出作業を行っています!
窯さん、無事かな??
雪かきはまだまだ続きます
窯の様子は、また後日!!
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