17日に「いしかわの新しい里山づくりキックオフイベント」が地場産業振興センターにて開催される予定だったのですが、震災の影響で延期になりました。
しかし、翌日予定していた里山創造人材育成セミナー@県庁は開かれ、「NPO法人えがおつなげて」(HPはこちら)代表 曽根原久司さんの講演会に参加してきました。
曽根原さんのお住まいの山梨県は耕作放棄地率が全国第2位で、なんと800ha(東京ドーム170個分の面積)もあるそうです
そもそも耕作放棄地というのは、農作物が1年以上作付けされていない農地のことです。
これは、過疎高齢化が進み、農業の担い手がいなくなるのが原因で、日本各地で深刻な問題となっています
そこで、曽根原さんは、ほとんど土に触れたことのない都会の人に開墾ボランティアとして来てもらい、ほったらかしの耕作放棄地を起こし、かつての美しい棚田に戻したそうです。
一度野生に戻ってしまった場所を一から起こし始めるのはとても大変だったと思います。
しかし、地域の住民が、かつての田棚の風景に強い思い入れを抱いていたため、地域の方々と共に復活させたそうです。
ほんとうに素晴らしいことだと思いました。
諦めていた昔の風景が蘇る。
懐かしむ。
きっと村全体が元気な笑顔に包まれたことでしょう。
そして、
木滑の「釜の上」にも広大な耕作放棄地が拡がっています。
どうにかどうにかして、ここをかつての石積みの美しい棚田に戻して、木滑を元気にしたい!
そして、木滑から日本を元気にしたい!
と、今、切実に思います。
前進あるのみです。
しかし、翌日予定していた里山創造人材育成セミナー@県庁は開かれ、「NPO法人えがおつなげて」(HPはこちら)代表 曽根原久司さんの講演会に参加してきました。
曽根原さんのお住まいの山梨県は耕作放棄地率が全国第2位で、なんと800ha(東京ドーム170個分の面積)もあるそうです
そもそも耕作放棄地というのは、農作物が1年以上作付けされていない農地のことです。
これは、過疎高齢化が進み、農業の担い手がいなくなるのが原因で、日本各地で深刻な問題となっています
そこで、曽根原さんは、ほとんど土に触れたことのない都会の人に開墾ボランティアとして来てもらい、ほったらかしの耕作放棄地を起こし、かつての美しい棚田に戻したそうです。
一度野生に戻ってしまった場所を一から起こし始めるのはとても大変だったと思います。
しかし、地域の住民が、かつての田棚の風景に強い思い入れを抱いていたため、地域の方々と共に復活させたそうです。
ほんとうに素晴らしいことだと思いました。
諦めていた昔の風景が蘇る。
懐かしむ。
きっと村全体が元気な笑顔に包まれたことでしょう。
そして、
木滑の「釜の上」にも広大な耕作放棄地が拡がっています。
どうにかどうにかして、ここをかつての石積みの美しい棚田に戻して、木滑を元気にしたい!
そして、木滑から日本を元気にしたい!
と、今、切実に思います。
前進あるのみです。
連日のニュースを見ていると、体が停止してしまいます。
何をするにせよ、「今こんなことをしていて本当に良いのか?」、「何かできる事はないのか?」と自問するばかりで答えが出ません。
昨夜のニュースで、
地震のストレスで母乳が出なくなり、粉ミルクを買い、ぐったりしている赤ん坊に飲ませないと、と言って、子を背負いながら小走りする母親の姿がありました。
必死でした。
その後、
ちゃんと水は確保できたのか。
慣れない粉ミルクをすぐに赤ん坊は飲めたのか。
今まで母乳で頑張って育ててきたのに、全ての可能性を奪われ、選択肢もなく、母乳を断念し、粉ミルクに移行せざるを得ないその母親の思いを想像すると、ほんとうにつらくてつらくて涙が出てしまいました。
残酷です。
涙を流すだけで、実際全く動けない自分がいます。
今から、自分にできること、やらなければいけないことを探していきたいと思います。
災害に遭われた方々へ
心からお悔やみ申し上げます。
1人でも多くの命が救われ、1日でも早い復興を願います。
どうか…どうか…と願うばかりです。
何をするにせよ、「今こんなことをしていて本当に良いのか?」、「何かできる事はないのか?」と自問するばかりで答えが出ません。
昨夜のニュースで、
地震のストレスで母乳が出なくなり、粉ミルクを買い、ぐったりしている赤ん坊に飲ませないと、と言って、子を背負いながら小走りする母親の姿がありました。
必死でした。
その後、
ちゃんと水は確保できたのか。
慣れない粉ミルクをすぐに赤ん坊は飲めたのか。
今まで母乳で頑張って育ててきたのに、全ての可能性を奪われ、選択肢もなく、母乳を断念し、粉ミルクに移行せざるを得ないその母親の思いを想像すると、ほんとうにつらくてつらくて涙が出てしまいました。
残酷です。
涙を流すだけで、実際全く動けない自分がいます。
今から、自分にできること、やらなければいけないことを探していきたいと思います。
災害に遭われた方々へ
心からお悔やみ申し上げます。
1人でも多くの命が救われ、1日でも早い復興を願います。
どうか…どうか…と願うばかりです。
木滑には神社が2つあります。
木滑神社と
八幡神社。
本日は、木滑神社についてお話させて頂きます。
木滑神社は、
上木滑と、下木滑の間にある村社です。
大正7年に、
もともとあった貴船神社と八幡神社を合祀し、
現在の木滑神社になりました。
お祭りなどの際には、みんなで集まり、
お参り致します。
が、みなさん、境内に入ってすぐのところで、
先に必ず、一旦手を合わせてから、
神殿へ向かいます。
手を合わせる、その場所には。
大きな岩。
これは、仏御前の安産石と呼ばれるものです。
平安の時代に生きた白拍子の仏御前(ほとけごぜん)は、
彼女を愛した平清盛の子供を、
この木滑の地、
この岩を抱えるように産んだとされていて、
この石に触ると、安産になる、という言い伝えがあります。
お堂の中に岩が祀られているのですが、
左横に小さな窓がついていて、
ちゃんと触れるようになっています。
霊験あらたか、ということで、
祀られるようになったそうで、
今でも、みなさん、平安時代から続く
仏御前のお話を知っていますし、
必ず手を合わせてから、
神社へと向かいます。
神社に祀られていますのは、
上木滑と、下木滑の、産土神。
祭神は、少彦名命 と、 応神天皇です。
少彦名命は、スクナヒコナノミコト と呼びます。
スクナビコナと呼んだりもします。
出雲の大国主命(オオクニヌシノミコト)が
国をどう治めようかな~と、海を眺めて悩んでいたとき。
海の向こうから、舟に乗って現れた、
小さな小さな神さまが、少彦名命です。
医薬の神様や、お酒の神様とされています。
お祭りの際には、明かりが灯され
とても幻想的になる、木滑神社。
私は、神社という場所、
日本の神様、というものに惹かれるものがあって、
祀られる神さまのことばかりに
興味がいっていたのですが、
木滑神社で感じたことがあります。
それは人の想い。
神主さんのいない、小さな小さな神社は、
村のみんなで守っています。
みんなが家族、村、共同体の繁栄を願う気持ちで
お参りをします。
その想いと、行為が村を守っています。
神とは。
みんなが、みんなを想う心でもあるのだなぁ、と感じました。
最近は、雪に覆われていた木滑神社ですが、、、
木滑の神社の境内には、
桜の木がたくさんあります。
みなさま。
春には、是非、一度木滑神社へ遊びにきてください
木滑神社と
八幡神社。
本日は、木滑神社についてお話させて頂きます。
木滑神社は、
上木滑と、下木滑の間にある村社です。
大正7年に、
もともとあった貴船神社と八幡神社を合祀し、
現在の木滑神社になりました。
お祭りなどの際には、みんなで集まり、
お参り致します。
が、みなさん、境内に入ってすぐのところで、
先に必ず、一旦手を合わせてから、
神殿へ向かいます。
手を合わせる、その場所には。
大きな岩。
これは、仏御前の安産石と呼ばれるものです。
平安の時代に生きた白拍子の仏御前(ほとけごぜん)は、
彼女を愛した平清盛の子供を、
この木滑の地、
この岩を抱えるように産んだとされていて、
この石に触ると、安産になる、という言い伝えがあります。
お堂の中に岩が祀られているのですが、
左横に小さな窓がついていて、
ちゃんと触れるようになっています。
霊験あらたか、ということで、
祀られるようになったそうで、
今でも、みなさん、平安時代から続く
仏御前のお話を知っていますし、
必ず手を合わせてから、
神社へと向かいます。
神社に祀られていますのは、
上木滑と、下木滑の、産土神。
祭神は、少彦名命 と、 応神天皇です。
少彦名命は、スクナヒコナノミコト と呼びます。
スクナビコナと呼んだりもします。
出雲の大国主命(オオクニヌシノミコト)が
国をどう治めようかな~と、海を眺めて悩んでいたとき。
海の向こうから、舟に乗って現れた、
小さな小さな神さまが、少彦名命です。
医薬の神様や、お酒の神様とされています。
お祭りの際には、明かりが灯され
とても幻想的になる、木滑神社。
私は、神社という場所、
日本の神様、というものに惹かれるものがあって、
祀られる神さまのことばかりに
興味がいっていたのですが、
木滑神社で感じたことがあります。
それは人の想い。
神主さんのいない、小さな小さな神社は、
村のみんなで守っています。
みんなが家族、村、共同体の繁栄を願う気持ちで
お参りをします。
その想いと、行為が村を守っています。
神とは。
みんなが、みんなを想う心でもあるのだなぁ、と感じました。
最近は、雪に覆われていた木滑神社ですが、、、
木滑の神社の境内には、
桜の木がたくさんあります。
みなさま。
春には、是非、一度木滑神社へ遊びにきてください
コメント