先週末、木滑を離れまして東京へ行ってまいりました。
もちろん、お勉強です
永田町の国会議事堂近くにある憲政記念館にて、シンポジウムに参加してきました
その名も「とことんオーガニックシンポジウム2011」(詳細はこちら)。
今まで、日本における、生産から消費までのオーガニックマーケット(有機農産物市場)について詳しい調査はほとんどされてきませんでした。
今回はその報告とオーガニックに関わる様々な分野の方々の講演、ディスカッションなど盛り沢山の内容でした。
日本では全農産物に占める有機農産物の割合は0.18%に留まっています。
また、有機農産物のヘビーユーザーは消費者の1%しかいないため、生産、流通業者はその人たちを相手にするとリスクが高くなってしまうから、店頭に有機農産物を置けない状況にあります。
消費者が変わらないといけない部分もありますが、生産、流通業者がいかにうまくマーケティングするかにも問題があるようです。
今回の震災によって誰もが「食」に対する意識が変わったと思います。
これを転機に生産、流通業者は有機農産物の必要性を問い直し、消費者に安心、安全な食べ物を供給していただきたいです。
また、日本の消費者が有機農産物を購入する動機は利己的要因が強いそうです。
アメリカ型 - 利己的要因(健康、安全)
ヨーロッパ型 - 利他的要因(環境保全、農業振興)
この違いは国の政策によるところも大きいと考えられます。
【EU:環境直接支払い制度(農村振興政策)】
お次は南青山にあるプリズミックギャラリーにて「STUDIO‐L展」(詳しくはこちら)に行ってきました。
先日TBS系「情熱大陸」にて紹介されていました。
(自分は見損ねましたが)
大阪・梅田を拠点とし、「コミュニティデザイン」をテーマに全国を飛び回るプロジェクトチーム。
外部から地域に入って、活性化のお手伝いをしています。
「離島」、「公園」、「里山」、「病院」、「お祭」、「ダム」、「商業施設」、、、
色々なものが対象になります。
どんなプロジェクトも「地域が抱える課題」をちゃんと把握することが大事であるとスタッフの岡崎エミさんはおっしゃっていました。
最初、地域に入るときは変な目で見られるのが当たり前で、それから徐々に溶け込んで仲良くなっていき、色々と会話をする中で個人~地域全体が抱える問題点を見つけ出す。
細かい部分まで課題点を見つけ出し、地域の人の些細な気持ちを理解するにはやはりコミュニケーションが非常に大事になってきます。
今回の東京は刺激&リフレッシュな旅となりました。
お休みいただきました
ありがとうございました
もちろん、お勉強です
永田町の国会議事堂近くにある憲政記念館にて、シンポジウムに参加してきました
その名も「とことんオーガニックシンポジウム2011」(詳細はこちら)。
今まで、日本における、生産から消費までのオーガニックマーケット(有機農産物市場)について詳しい調査はほとんどされてきませんでした。
今回はその報告とオーガニックに関わる様々な分野の方々の講演、ディスカッションなど盛り沢山の内容でした。
日本では全農産物に占める有機農産物の割合は0.18%に留まっています。
また、有機農産物のヘビーユーザーは消費者の1%しかいないため、生産、流通業者はその人たちを相手にするとリスクが高くなってしまうから、店頭に有機農産物を置けない状況にあります。
消費者が変わらないといけない部分もありますが、生産、流通業者がいかにうまくマーケティングするかにも問題があるようです。
今回の震災によって誰もが「食」に対する意識が変わったと思います。
これを転機に生産、流通業者は有機農産物の必要性を問い直し、消費者に安心、安全な食べ物を供給していただきたいです。
また、日本の消費者が有機農産物を購入する動機は利己的要因が強いそうです。
アメリカ型 - 利己的要因(健康、安全)
ヨーロッパ型 - 利他的要因(環境保全、農業振興)
この違いは国の政策によるところも大きいと考えられます。
【EU:環境直接支払い制度(農村振興政策)】
お次は南青山にあるプリズミックギャラリーにて「STUDIO‐L展」(詳しくはこちら)に行ってきました。
先日TBS系「情熱大陸」にて紹介されていました。
(自分は見損ねましたが)
大阪・梅田を拠点とし、「コミュニティデザイン」をテーマに全国を飛び回るプロジェクトチーム。
外部から地域に入って、活性化のお手伝いをしています。
「離島」、「公園」、「里山」、「病院」、「お祭」、「ダム」、「商業施設」、、、
色々なものが対象になります。
どんなプロジェクトも「地域が抱える課題」をちゃんと把握することが大事であるとスタッフの岡崎エミさんはおっしゃっていました。
最初、地域に入るときは変な目で見られるのが当たり前で、それから徐々に溶け込んで仲良くなっていき、色々と会話をする中で個人~地域全体が抱える問題点を見つけ出す。
細かい部分まで課題点を見つけ出し、地域の人の些細な気持ちを理解するにはやはりコミュニケーションが非常に大事になってきます。
今回の東京は刺激&リフレッシュな旅となりました。
お休みいただきました
ありがとうございました
先週からPJ田んぼではおそらく一番過酷な作業であろう「除草」が、、、
とうとう始まってしまいました
先月22日春山 山笑いで行われた田植えから2週間ほど経っても、ほとんど雑草は生えていませんでしたが、土の中ではもう雑草の種が発芽して根を伸ばしているのです。
このときにやっつけておかないとダメダメね
何事も一番最初が肝心!
まずは道具の紹介から。
これは「らち(だち)まくり」と呼ばれるものです。
よざえもんのお家の納屋の奥底に長い間眠っていたのを掘り起こしました。
今では除草剤を散布して除草作業は終わらせてしまうため、使わなくなってしまった農具です。
八田式…
気になります。
さあ、気合いを入れて田んぼに入ります。
腰で押します
押したり、引いたりを繰り返し、土に空気を入れてやることによって、イネの育ちが良くなります。
慣行農法ではほとんど田んぼに人が入らないので、イネや土中の生物が必要とする空気が入りません。
それの代わりというわけではないですが、それを追肥で補います。
イネの両脇、2条ずつを何度も往復します。
縦方向も横方向も丁寧にかけてやります。
中に生えている細かい雑草が浮いてきました。
写真では良くわかりませんが、かなり多くの根っこが浮いてました。
これらの雑草はゆくゆくは肥やしになります。
BEFORE
AFTER
3a×3枚の田んぼを4日間でやっと除草できました。
もれなくオプションで筋肉痛もついてきました
毎日筋トレ気分です
慣行農法で行う農薬(除草剤)散布だとおそらく半日もかからない作業です。
しかし、そのせいである生き物が1種類でも姿を消し、複雑な共存関係で成り立っている生態系バランスが崩れてしまったら、まわりまわって作物が取れなくなってしまう可能性が大にあります。
取れなくなってしまい、そのことに気がつかなければ、肥料をさらに多くやろう、となるのが普通です。
肥料を多くやるとどうなるか。
(詳しくはこちらの日記で)
持続不可能になる前に持続可能な農業を。
かといって4日間もかかってしまう除草作業は現代においては持続不可能である。
対策を考えねば、、、。
とうとう始まってしまいました
先月22日春山 山笑いで行われた田植えから2週間ほど経っても、ほとんど雑草は生えていませんでしたが、土の中ではもう雑草の種が発芽して根を伸ばしているのです。
このときにやっつけておかないとダメダメね
何事も一番最初が肝心!
まずは道具の紹介から。
これは「らち(だち)まくり」と呼ばれるものです。
よざえもんのお家の納屋の奥底に長い間眠っていたのを掘り起こしました。
今では除草剤を散布して除草作業は終わらせてしまうため、使わなくなってしまった農具です。
八田式…
気になります。
さあ、気合いを入れて田んぼに入ります。
腰で押します
押したり、引いたりを繰り返し、土に空気を入れてやることによって、イネの育ちが良くなります。
慣行農法ではほとんど田んぼに人が入らないので、イネや土中の生物が必要とする空気が入りません。
それの代わりというわけではないですが、それを追肥で補います。
イネの両脇、2条ずつを何度も往復します。
縦方向も横方向も丁寧にかけてやります。
中に生えている細かい雑草が浮いてきました。
写真では良くわかりませんが、かなり多くの根っこが浮いてました。
これらの雑草はゆくゆくは肥やしになります。
BEFORE
AFTER
3a×3枚の田んぼを4日間でやっと除草できました。
もれなくオプションで筋肉痛もついてきました
毎日筋トレ気分です
慣行農法で行う農薬(除草剤)散布だとおそらく半日もかからない作業です。
しかし、そのせいである生き物が1種類でも姿を消し、複雑な共存関係で成り立っている生態系バランスが崩れてしまったら、まわりまわって作物が取れなくなってしまう可能性が大にあります。
取れなくなってしまい、そのことに気がつかなければ、肥料をさらに多くやろう、となるのが普通です。
肥料を多くやるとどうなるか。
(詳しくはこちらの日記で)
持続不可能になる前に持続可能な農業を。
かといって4日間もかかってしまう除草作業は現代においては持続不可能である。
対策を考えねば、、、。
今日は、
上木滑 釜の上にて、
お山の作業がありました
それにしても、沢山の人!!
平日にこんなに木滑の人が集まったの!?
と、思いきや、この方々は
農村ボランティア
「役立ち隊」のみなさん
企業や団体の方が、地域のお仕事を
お手伝いしに来てくださる、
とてつもなく、ありがたい方々なのです!!
上木滑区長より
「今は耕作放棄地が広がってしまったが、
先人たちが頑張って築いてくれたこの釜の上を、
元の田畑に戻せるように少しずつでも整備したい」
とお話があり、
いくつかのグループに分かれいよいよ作業開始です!
私達は、田んぼのダチまくり(草取り作業)を
しつつ、お手伝いです
(ダチまくり作業は、またご報告します!)
こちらのチームは、
側溝の掃除です
今後、畑や田んぼをするための
水路づくりです。
こちらでは、木を伐っています
今月半ばくらいに、牛サンがお越しになるので、
牛さんの散歩道を切り開いています。
伐った木を女性軍が運びます
その隣では、
牛サンの小屋の準備です!
準備万端でお待ちしとりますよ~
おっと、
山奥にもかすかに見える…人が!!
何かしているみたい!
早速ダッシュで行ってみると
杉の木を丸太にして、
半分に割って、
切れ目を入れて、
何か作ってます!
そして、それを川づたえに運びます
そう!
さっきの杉の丸太を川の上に乗せて、
フタをしていたのです
なんとも、綺麗ではありませんか
こうやって、そこにあるものを利用して
新たなものを作り上げ、活用する。
素晴らしいです!!
その上、間伐にもなり、
畑や田んぼを荒らす動物たちの侵入も防いでくれる
ほんと、一石二鳥ですね
さてさて、
そろそろ作業も終盤。
私達はお昼ご飯の準備です!
今日のおもてなしは…
山菜天ぷらです
まずは、材料採りから
けいちゃん料理長の指導の下、
土地の所有者よざえもんの許可を得て
いざ!三つ葉をとります。
といっても…葉っぱが3枚あるのばかり。。。
「これ、違う!」
と、ダメ出しを頂きながら、
三つ葉ゲットです!!
続きまして、ウドです!!
同じく、よざえもんのウド畑を拝借(有許可です!)
上のほうの柔らかいところを
摘んでいきます
ちょっと目線をはずして、ポージング
きっと本人、1番のポージングですわ(笑し)
それにしても、まさしくウドの大木です!
yuccaサン隠れちゃいましたよーー
そんなこんなで、食材ゲット
けいちゃんが朝採ってきてくれた“モチグサ”と
わすけのおっちゃんが採ってきてくれた“ワラビ”も
仲間入りし、美味しそうな天ぷらに!!
気持ちのよい木陰で、
ボランティアのみなさんと、美味しく頂きました!
ごちそうさまでした☆✩
本日のお山のお仕事は、これにて終了!!
役立ち隊のみなさま、
暑い中本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!!!
また、是非木滑に遊びに来てくださいね
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