山笑いー木滑な時間ー
2011年04月19日 火曜日これからのイベントcomments (0)
田んぼ作り!!
現在、耕作放棄地の広がる釜の上。

まだまだ雪が残っていますが、

私達は、この土地を田んぼに再生しようと

日々努力していますパンチダッシュダッシュ



本日はベテランお三方の指導のもと、

作業を進めます。



40年使っていなかったこの土地。

まずは、水路を確保ダッシュ

泥に埋もれてしまったパイプ探しからです。



私達がモタモタ探していたところに、

田村さんがスコップを、ザクッと差し込むと、、

一発でパイプがでてきました!!星

さすがです。

しかーーし!!その中には、、、、



長ーい木の根。

泥を掻き出し、力いっぱい引っ張りだすと



こんなに長い根っこが伸びていました!汗

本日は、ただの空き地となってしまったこの土地に、

畦をつくります。



まずは、かつて畦だった場所を

見定めて、、、



スコップで、掘ります!!



みんなで掘って、その土を、

雨水がたまったところへ

放り投げますダッシュダッシュ

それを繰り返していると、、、、



なにやら山の方へ登っていった

おじさま達から、召集の声が!



行ってみると、少し陽のあたる場所に、

なにやら、たくさんの蕾が。



しっかりバケツを用意し、

戦闘的な目を光らせているmiuaチャン。



広がるのは、たくさんの‘ふきのとう’です!!



ここで、ふきのとうの講習が始まります。

根元からちぎり、

少しふっくらしたものを選びます。



はい。

ここで摘む時の体勢です。



左の二人は不正解。

miuaチャンのみ正解です。

この態勢で摘めば、早く摘み取れるのですね~。



みんなで黙々と摘み続けます。。。パンチダッシュ

花粉と戦いつつも、爽やかに振舞うしゅクン。



しかし残念。持っているふきのとうは、開きすぎていますね。

いや、きっと、しゅクンは、大きく開いたふきのとうに

元気をもらって、こんなに笑顔なのですね。


そしてふきのとうと同化しているmiuaチャン。

さて、ふきのとうはどこでしょうか。



新緑の季節。

大地から出る、緑の力に胸を打たれ、

一同、感激です。

そして遂にmiuaチャン、

バケツいっぱいに詰まったふきのとうを見て、

喜びの舞です。

どじょうすくい ふきのとうバージョンです。



ちなみにこっちは、かわいいバージョンです。



今日は、ルンルンで

みんなで山を降りました音符音符







2011年04月18日 月曜日人々comments (0)
人夫!
週末は、人夫の日でした。

人夫と書いて、「ニンプ」と呼びます。

地域の作業を、住民みんなで行う日です。

木滑にはまだまだ雪が残っています。

この日の朝7時は、木滑は0度!



寒い中、まずは裏山の高倉山へ!!



春を迎えて、雪が溶けたときには、

水路が、山からの土砂で埋まってしまっています。

まずは川の上流に向かい、

水路を綺麗にして、水がちゃんと流れるようにします。



川は、砂や石でいっぱい!



それを、スコップなどで掻きだし、、、



綺麗になりました!!

一つの作業を終え、林を下って、

他の作業場へ向かいます。



すると、、、、

向こうから、違う場所での

作業を終えたおじちゃんたちが!



色んな道具を担ぎながら、山を歩きます。

山での作業をする際は、

様々な道具が必要になります。



山に生きる人々は、強し。

来週行われる座談会のことなど雑談しつつ

山を降ります四葉四葉

そして、集落の奥にあるもう一本の川に着きました。



泥や、木の枝の山!!!

水も、随分濁っています。

スコップや、鍬でその山を崩し、水を流しますダッシュ

大きな枝など、川からあげる作業はとっても重労働汗汗



長い木が折れて、さすがにこれは

上に上げることはできないので、

チェーンソーで切ります!!



どろどろになりながら、必死に作業を進めます!!ダッシュダッシュ

鍬で、掻きだして、

枝を上にあげて、、、の繰り返し。

終わりが見えない状況が長かったものの!!

みんなで頑張りました!!



こんなにあった泥や枝の山が



すっかり綺麗に!!!

川の水も、とても綺麗に流れるようになりました。



大変な作業で、体もどろどろになったのですが、

心はなんとも晴れ晴れ!!!太陽太陽

久々にこんな達成感を味わうことができました。

みんなで力を合わせて、

地域を綺麗にする作業って、素晴らしいです。



そして、次に向かうのは釜の上。

すると、ばあちゃんたちがいました!



田んぼなどに水をひく水路にも

沢山の泥が詰まっています。

その泥を掻きあげる作業をしていました!!パンチ



人夫の作業は、一軒から一人が必ず参加し、

地域の清掃などの作業をします。

若者が少ない集落は、お年寄りがどうしても

力仕事をしなければいけません。

一人暮らしのおばあちゃんもいたりします。

それはとても大変な作業。

しかし、ばあちゃんは弱音は吐きませんパー


ばあちゃんたち。本当に元気!!

大変や~、とは言いつつも、

いざ荷物持つよ、ばあちゃんら大変やね、大丈夫か、と言うと、

「なぁんも大丈夫や~~」と大きく笑います。



改めて。

里山に生きる人は強し、です。

そして、作業は終了!!!



みんなで集まり、こびりを貰って、

おやつの時間です音符音符

みなさん、ご苦労さんでした!!



作業を終え、春の日差しの下の集落の毎日は

水がさらさらと流れる音の中、

作物を育てる時期に突入致しました!花








2011年04月16日 土曜日これからのイベントcomments (0)
座談会へ向けて
クルミ炭作りが日々行われる中、

平行して進めている作業が多々あります。



釜の上にうずたかく積まれているのは、

土と雪。

耕作放棄地を田んぼに再生するため、

除けてもらった雪が全く溶けません雪

その丘に登っているのは まさサン。



土が雪を覆って光が届かずに溶けにくいため、

雪かきを行っています。

そして、なにやら土を掘っているしゅクン。



温度計を片手に、土の中の温度を測っています。



40年も使用されていなかった耕作放棄地。

全く化学肥料など使われていません。

その土地を活かして、私達が試みるのは自然栽培!

その自然栽培をするにあたって、

土の温度を知ることは、とても重要な作業です。



70センチほど掘ると、水がでてきました。

水はけを考えることもしなければいけません。

そして、土の中には、植物の根がはれないような

硬い層がある場合があるのですが、

重機が入っていないせいか、硬い層はありませんでした!太陽

まずは、お世話になる土の状態を知ることからです。



そして、集落のほうでは!

来週行われる座談会のお誘いのちらしを配っています!



お孫さんからもらったというサボテンを大切にしている丹保さん。



お家の前には素敵なお花!



春を迎えて、様々な植物が芽を出し

花を咲かせようとしています。



かわいいサボテンとチューリップ。



来週には、きっと木滑でも綺麗な桜が咲くと思います。

その桜が綺麗な時期に、

座談会を開いて、みんなでお話をしようと思っています。

山がにぎわい、本当の山笑う季節が到来しようとしている木滑。

これからも、いつの季節も元気な木滑でいるために、

みんなで色々なことを話し合って、

頑張っていきたいと思っています音符

そんな話をしている途中。



雲行きが怪しくなってきました。。。

南からの雲。

南から風が吹くと雨になります。

でも、この南風が吹くことで、一気に雪が溶けます。

来週の座談会の日には、

雪が溶けて、みんなで木滑神社に咲く、

綺麗な桜が見れますように!!四葉四葉